私学探検隊

人生を変える充実した夏の体験がここにある

6週間の夏休みを意義あるものへ

ポーランド・リトアニア(海外セミナー)ではホームステイを体験。ユダヤ人の命を救った杉原千畝さんの足跡を追い、アウシュビッツ強制収容所にも訪問

中学生・高校生にとって夏休みは、暑さと解放感から緊張感を維持することが難しく、だらけてしまいがちです。しかし、9月以降の学習、ひいては進路を考えるためにはとても大切な時期。また、日ごろの学校生活ではできない経験ができる貴重な時間です。湘南学園にはこの長い夏休みを有効に過ごすためのプログラムが充実しています。
学校生活の肝でもある学習。夏休みを使って、生徒一人ひとりが学力向上に努められるよう、きめ細かい内容の夏期講習を「無料」で実施しています。中学生では、国語・社会・理科は1コマ60分の指名講習、英語・数学は70分の全員必修の講習を行っています。学力到達度別にクラスを分け、生徒の状況に寄り添った授業を行うことで、学力を定着させていきます。
高校生になるとさらに各教科の分野ごとに細かく講座を設定。高校3学年に対する講座数は「87講座」にものぼります。生徒たちが自分の苦手な内容、さらに得意分野を効率よく受講することで、学力向上に繋げることができる仕組みになっています。

苦手克服と学ぶ力をつける夏期合宿講習の意義

高校1・2年生には1週間の「夏期合宿講習」を行います(希望制)。コンセプトは「自学自習」と「自調自考」。毎日規則正しい生活を送り、朝食後から午後の前半までは1コマ70分の講座を設定し、その後は夕食までと夕食後に課題学習として、自分で勉強する時間を設けています。これによって、学力向上はもちろん、時間の使い方や学ぶ姿勢を身に着けていくのです。
「合宿ではテレビや携帯電話のない環境で、1日10時間以上を学習に充てることができました。自宅ではできないことです。一緒に参加する友人たちと教え合ったり、先生も身近にいてくださるので、わからないことをそのままにせず、その場で先生に質問し理解することができました」と、今年合宿に参加した高校1年生の千葉桃子さんは話します。合宿にはサポートしてくれる卒業生も同行するので「先輩という身近な存在の方から、勉強の仕方や部活との両立のことなど、アドバイスをもらうことができ、本当に充実した時間を過ごせました」。こうしたより学習に取り組みやすい環境が生徒たちのやる気を促進させています。

「希望する世界へ何度でも」世界を体感するプログラム

湘南学園は、この10年をかけて国際理解教育に力を入れてきました。多彩な海外セミナーは、生徒の興味や希望に応じて6年間で何度でも参加ができるのも特徴。この夏にはカナダ・豪州・韓国・東欧諸国に総計70名近い生徒が参加し、学園生活だけでは味わえない貴重な体験・交流をしてきました。
部活動はもちろん、夏期講習、夏期合宿講習、そして海外セミナーと、充実したプログラムを自由に選択し、自分だけの夏を計画的に過ごせる湘南学園。夏が終わるころ、ひと回りもふた回りも成長した生徒たちに出会えます。

「生物実験講座」では遺伝子組み換えの実験にチャレンジ。先生の説明を聞き、生徒たちは真剣に取り組んでいます

「小論文にチャレンジ講座」では受験や大学でも必要な小論文の書き方を身に着けていきます

サポーターとして夏期講習合宿にも同行する卒業生

バレー部で練習に励む千葉桃子さん。夏期講習、合宿などを利用し部活と勉強を両立し頑張っています

海外セミナーのオーストラリア・メルボルンでは姉妹校の子どもたちと交流授業!

湘南学園中学校
[学校HP]http://www.shogak.ac.jp/highschool/
〒251-8505 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3-4-27
☎ 0466-23-6611
最寄駅/江ノ島電鉄線「鵠沼駅」・小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩8分。