私学探検隊

貴重な体験を積み重ねて培う力が「未来」へつなぐ

中学入学時から6年間で貴重な体験を積み重ねる

漁業体験

高2研修旅行では、民泊や「鯛茶漬け」の鯛の収穫を体験! 地元の方とのふれあいが気づきにつながる

湘南学園の教育の特徴は、「学習指導・進路指導」「総合学習」「学校行事」の3つの柱。6年間完全中高一貫の利点を最大限に生かし、独自の教育プログラムを実践しています。なかでも、総合学習では「本物の生きる力を身につける」ために、多くの体験学習を通して、多くの人から学び、視野を広げる体験を25年も前から行っています。
中1はブラインドウォークなどの障害体験や高齢者ホームへの訪問、中2では地場の農業や漁業など地域の産業を学び、中3では東京都内でのフィールドワークや、民泊を含めた研修旅行といった具合に、学年ごとの成長段階に合わせた取り組みを行います。

体験で身につけた力を高校2年生で発揮する

保育実習

保育実習は、幼い子どもの目線になる大切さ、難しさ、愛らしさをふれ合いから学ぶ貴重な機会

こうして積み重ねた活動の集大成が高校2年生。修学旅行の代わりに行うコース別研修旅行では、日本各地から行先や目的などを生徒たちが一から決め、4つの希望コースに分かれて行います。どのコースも民泊を取り入れ、観光だけでなく、地域の人とふれあい、一緒に生活することで各地の文化や産業についても実際に体験し、より深く学びます。
また、総合学園ならではの取り組みとして、高2では春と秋に付属幼稚園で保育実習を行い、実際に幼い子どもたちと接し、異年齢間の交流を体験します。また、本格的に進路を考える後期には「大学訪問」を実施。これは卒業生が在学する大学へ訪問を受け付ける独自の取り組み。生徒たちは先輩大学生の案内でより身近に大学生活を知ることができます。さらには先輩たちが部活と勉強の両立や受験勉強の仕方、大学での勉強など、広い分野でサポートしてくれることが生徒たちのモチベーションを上げてくれています。

「こだわりの第一志望」を実現させる力を育む

学園祭

企画から運営まで、学園祭や体育祭などの中心になるのも高校2年生。写真は総合学習をまとめたポスター展示(学園祭)

体育祭、学園祭、合唱コンクールなど、学校行事でも中心になるのは高校2年生。体育祭では縦割りで、学園祭や合唱ではクラス単位で、それぞれが役割を担い、裏方から準備も含め、すべて自分たちで行っていきます。多くの人とふれあう活動や経験の中で生徒たちは達成感を感じ、それを繰り返すことで自信につながり、成長していくのです。
高校2年生は大学受験へ向けた勉強を軌道にのせなければなりません。また、学校行事や部活動では後輩へのリーダーシップを発揮すべき課題に直面します。それらを両立させる努力が、生徒たちをおおいに鍛えて成長させます。
学習面では日常的な朝講習や、夏期の校内・合宿講習などのプログラムで学力引き上げを図り、きめ細かな面談や個別指導を重ねて自覚と自立を励まします。同時に社会的視野を広げる総合学習や研修旅行、豊富な海外セミナー(カナダ・豪州・英国・韓国など)や留学生受け入れを通じて、社会に生きる人々や海外の同世代との交流を広げます。
そうした体験の積み重ねにも触発されて高校生各自が将来への夢を育み、「こだわりの第一志望」をつかんでいくのでしょう。様々な体験をともにしてきた学年の仲間達と切磋琢磨し、大学受験への準備を本格的にスタートできるように指導しているのです。

湘南学園中学校
[学校HP]http://www.shogak.ac.jp/highschool/
〒251-8505 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3-4-27
☎ 0466-23-6611
最寄駅/江ノ島電鉄線「鵠沼駅」・小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩8分。