私学探検隊

湘南学園の生徒は勉強に力を入れながらクラブ活動にも邁進。今回は7月の私学展でコラボパフォーマンスを披露するダンス部と書道部の活動を紹介します。

湘南学園のクラブ活動は生徒が主体。60名を超える規模で活動するダンス部は大会ごとにリーダーを決めて生徒主体の活動を進めています。多くの部員がダンス未経験からのスタート。専任コーチの指導のもと、ヒップホップ、ジャズ、よさこいと幅広いジャンルを意欲的に取り組んでいます。湘南よさこい祭りでは「ステージパフォーマンス部門3位」「審査員特別賞」受賞。全国中学校ダンスコンクール「準入賞5位」と実績を積み上げているダンス部。部長の高木あさのさんは「自分たちで創り上げている分、入賞の喜びもひとしお。次へのモチベーションにもなっています」とやりがいを語ります。
中学1年から高校2年まで一貫でダンスを“続ける力”が生徒たちを大きく成長させます。ダンスの技術や表現力だけでなく、クラブ活動を通して、積極性、協調性、責任感を自然と学び身に付ける生徒たち。楽しいことを分かち合える仲間と、大変なことも一緒に乗り越え、作品を創り発表する達成感と充実感は、学生生活にとってかけがえのない体験です。
中学高校で20名余りと少人数ながら、「神奈川県高等学校文化連盟賞」「文部科学大臣奨励賞」などを受賞している書道部。「人数は少ないものの、その分、結束力が強く、和気あいあいとしたなかで課題に取り組んだり、作品を制作したりしています」と部長の保岡紀帆さん。
通常の活動は「個」が主体。それぞれが自分の課題や制作に力を注ぎます。一方、5年前から始めたステージパフォーマンスはみんなで1つの作品を創り上げる、これまでの書道部にないスタイルで、何を書くか、どんな曲にするか、生徒主体でステージを構成・演出。私学展や学園祭、かながわ書道まつりなど、発表の場も増えています。また、経験者は少なく、多くが入部後に本格的に取り組んだ部員たち。「中学1年生のころの作品と高校生になってからの作品を比べると、目に見えてその上達ぶりがわかり、家族にも驚かれます」(保岡さん)。ここでも“続ける”ことが生徒たちの心も実力も成長させていることがわかります。
7月の私学展での発表を控えたダンス部と書道部のコラボパフォーマンス。どんなステージになるのか楽しみです。

ダンス×書道コラボパフォーマンス!

私学展ではダンス部と書道部のコラボパフォーマンスを披露。ダンス部伝統の「よさこい」に合わせて、書道部が自分たちで決めたメッセージを書きます。普段は別々に活動しているクラブが協力し合い、1つの作品を創り上げていく圧巻のパフォーマンスです。

「大変な分だけ充実感もあります。自分たちの学年のカラーを出して全力で取り組みたい!」
ダンス部部長 高木あさのさん(高2)

「やりたいことをやれる力をつけ、迫力あるパフォーマンスを実現させたいです!」
書道部部長 保岡紀帆さん(高2)

ダンス部と書道部のコラボパフォーマンス
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

湘南学園中学校 
[学校HP]http://www.shogak.ac.jp/highschool/
〒251‐8505 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3‐4‐27
☎ 0466‐23‐6611
最寄駅/江ノ島電鉄線「鵠沼駅」・小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩8分。