私学探検隊

2016年4月、「スーパーイングリッシュコース」が新設!英語に強い伝統校が、真のグローバルリーダーを育成

「英語よければすべてよし」をモットーに、1978年の開校以来、英語教育に力を注いできた秀明中学校。経験豊かなイギリス人の先生が多数在籍し、日本人の先生と息の合ったチームティーチングで生徒の英語力を伸ばしてきました。そのノウハウと経験を生かして、来春新たに「スーパーイングリッシュコース」を設置。今、大きな期待が寄せられています。

2016年度スタート スーパーイングリッシュコース

(1)英語の授業は、オールイングリッシュ

英語の授業は、基本的に英語で行われます。TESOL(本文参照)の資格をもったイギリス人の先生が「チューター(個別指導員)」として付いて、生徒一人ひとりをしっかりサポート。昼食時や放課後など、ネイティブの先生との会話の機会が多く設けられます。

(2)英語の授業は週に10時間

公立学校の英語授業数は週に4時間。秀明ではその2.5倍の時間をかけて、英語に取り組みます。イギリス人の先生が「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能と、英会話の6時間を担当。日本人の先生も夜間学習で文法を4時間担当します。

(3)実技科目も英語で授業

スーパーイングリッシュコース

さまざまな場面で、英語にふれる機会が整えられている

「美術」「音楽」「技術・家庭」の実技科目も、イギリス人の先生と日本人の先生がチームになって英語で授業を行います。食材の名前や味、調理器具の使い方や調理方法、美術で学ぶ色や形を英語で覚えることで、さらに英語が身近なものになります。

(4)海外研修で視野を広げる

全員参加で行われている中2と高1のイギリス英語研修に加えて、希望者には中3でオーストラリア英語研修、高2でアメリカ英語研修と、選択肢が広がります。生きた英語や異なる文化に触れる機会を増やして、興味や視野を広げます。

(5)タブレット端末の活用

情報収集はもちろん、課題や単語練習、速読など、一人一台のタブレット端末を持って授業を展開します。現在使用しているオックスフォードプレスやケンブリッジなどの教材から、タブレットに情報を飛ばして問題を解いていきます。

(6)英語検定試験に積極的にチャレンジ

実用英語技能検定(英検)はもちろん、IELTS、TOEIC、TOEFLにも積極的にチャレンジします。「海外に留学したい」「国際的に活躍したい」と考える生徒たちの夢を全力でバックアップします。

「英語に強い」のはもちろん、「日本にも強い」生徒の育成

「スーパーイングリッシュコース」では、英語に強い生徒を育てるのはもちろんですが、〝日本にも強い〟生徒を育てていきます」と英語科の山本恭子先生は言います。「将来、国際社会で活躍するリーダー育成のために、母国日本のこともよく知っておくのは大切なこと。数学、社会、理科は日本語で行い、充実したカリキュラムで学びます。また、日本人としての文化や古来からの考え方など日本の教育面での良さを残しながら、外に向かって自分の意見を発信できる生徒を育成します」(山本先生)
「また、もともと医療系への進学率が高い本校では、受験英語や就職後に英語で書かれた文献を読む機会が多いなど、英語力には高い水準が求められてきました。これまで培ってきた英語教育のノウハウを活かし、海外の大学のほか、国内の難関大学へ合格する力を育成します」と、英語科の渡部藍先生も言います。

入学後にグンと伸びる理由は全寮制の強みが生きる学習環境

「英語だけの授業についていけるか心配」「今は英語があまりできないけれど、大丈夫ですか」と、不安に思う保護者の方から寄せられる声に、山本先生はにこやかに答えます。「生徒を育てていくのが秀明の持ち味です。また、昼間、イギリス人教師に学んだことを、夜間学習で日本人教師がしっかりとフォローします。中学生は順応性も高いので、英語だけの授業に慣れるのも早いですよ」
山本先生の言う夜間学習とは、夕食後に全員が寮から学校に“登校”して、昼間と同じ環境で学ぶ学習時間のこと。その日の授業で習った内容をわからないまま進まないように、一人ひとりへきめ細やかな対応がなされます。全寮制の強みを生かした確実に学力をつける学習環境があるのです。
さらに、山本先生や渡部先生と強力なタッグを組むイギリス人の先生方は、全員が「TESOL」の資格をもっています。「TESOL」とは「英語を母国語としない人々に英語を教える特別資格」のこと。秀明で15年以上教えている先生も在籍し、経験豊かな先生方から英語を学べる理想的な環境が整っています。イギリス人の先生と昼食を共にしたり、放課後には部活動を一緒にするクラブもあるそうで、英語を実践的に使う機会が数多く用意されています。

全員参加の「イギリス英語研修」

中2は2週間、高1は4週間のイギリス英語研修を全員が経験します。1週間は系列大学のカレッジで寮生活、1週間はホームステイと、生きた英語を学ぶ貴重な機会です。
生徒の感想
「自分の考えをもち、自分の思いを伝えることが大切だと学びました」
「英語の母国で文化を学べた良い機会でした」
「イギリスでの経験で、苦手だった英語も少しずつできるような勇気をもらいました」
「もっと勉強して、次は英語がちゃんと話せるようになりたいです」
「ホームステイ先のファミリーは親切で積極的に英語に触れさせてくれました。英語力が上がったのは、ホストファミリーのおかげです」

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

秀明中学校
[学校HP]http://www.shumei.ac.jp
〒350-1175 埼玉県川越市笠幡4792
☎ 049-232-6611
最寄駅/JR川越線「笠幡駅」徒歩5分。JR川越線・東武東上線「川越駅」からバス「かすみ野入口」徒歩2分。