中学3年生全員が、NZにてホームステイ体験

逗子開成中学校では、中学校3年生の3月にニュージーランドのオークランドにて、6日間の研修旅行を行います。自分の英語が本当に海外で通用するのかを試す絶好の機会です。大きな目玉の一つが、姉妹校でもあるRangitoto College（現地の中高一貫校）との交流です。生徒全員が必ず同校生徒のお宅にお世話になります。英語を使ってホストファミリーとコミュニケーションをとり、それぞれの家庭で貴重な体験ができます。うまく伝わらずに誤解が生じてしまうこともありますが、その失敗体験は大きな財産になります。英語をもっと使いたい、もっと使えるようになりたいという気持ちの変化がみられるのです。
また、学校交流では授業参加や様々なアクティビティにチャレンジします。授業や様々なアクティビティを通じてコミュニケーションを図り、交流を深めます。英語で意思疎通をはかり、文化の違いや価値観の違いを理解しながら互いの良さを見つめる姿勢も身につきます。

ニュージーランドの自然や文化の体感と班別自主研修

ニュージーランドの3月は、夏から秋に変わろうとしている季節で、温暖で絶好の観光シーズンです。ニュージーランドの大自然に足を運ぶことで、自然の豊かさや生息する生き物の違いなどを体感することができます。また、ニュージーランドを理解する上で英語圏の文化だけでなく先住民マオリの文化への理解も必要不可欠です。異文化への興味関心を高めるだけでなく、日本の自然や文化を見つめ直す機会にもなります。市内観光では、班別自主研修を行い、オークランドの街中を散策します。日本語が通じない異国の地で、自分たちの行動を管理する、という点では、中学3年間の生活習慣の集大成でもあります。この研修旅行を通じて、自立心が高まり、精神面での成長も感じることができます。
Rangitoto Collegeとは2013年3月に姉妹校提携を結びました。訪日研修の際に本校の家庭でホームステイするなど相互交流を深めています。

高校2年生ではアジア研究旅行。海外研修制度も充実です！

高校生になると、高校2年生の6月にアジア研究旅行が行われます。韓国・マレーシア・ベトナム・沖縄・北海道の五つのコースから選択します。総合学習「人間学」の集大成として位置づけられており、綿密な事前学習、事後学習が年間を通じたプログラムの中に準備されています。アジア三カ国では、ホームステイや現地校との交流を通して同じ英語を学ぶアジアの高校生たちと触れ合い、成長著しいアジアのいまを体感します。国内コースでは、民泊体験・ファーム体験などを通して、その土地で生きる人々と触れ合い、視野を広げます。また、沖縄・北海道という地域が直面している問題を深く考えます。
ほかにも、中2～高2の希望者対象にカナダ・ヴィクトリアと高1・2を対象とするアメリカ・クレアモントへの夏休み海外研修制度がそれぞれあります。また、長期留学制度は、1学年間（約10ヵ月）で、留学先はカナダの10州の中から各自の希望で選び、公立高校で学びます。帰国後は友だちが在籍する元の学年にもどります。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

逗子開成中学校
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