私学探検隊

自分の可能性を開く「カトリック総合学習プログラム」

カトリック的な価値観に基づく総合的な学び

ホスピタル・クラウン講演後

多種多様な講演が多く行われる。写真はホスピタル・クラウン講演後

2013年に創立50周年を迎えた晃華学園。それを機に、これまで授業や学校行事など、さまざまな場面で個々に取り上げられ、個々の機会に学習されてきたものを「カトリック総合学習プログラム」として策定しました。6カ年を通して「正義と平和」「奉仕と福祉」「女性の使命」「自然と環境」「生命」の5つのテーマに沿って学んでいきます。
「例えば中学1年生のホタルの幼虫飼育(「自然と環境」)では、実際に飼育することで自然への思いを育んでいきます。中学3年生でのボランティア体験(「奉仕と福祉」)では、共生社会で大切なものは何かなどの気づきを学びます。進路選択の参考にもなる、卒業生からのメッセージ集『La vie heureuse』(女性の使命)は高校生のときに配布。多彩な分野で活躍する卒業生の言葉は、女性が“自分らしく生きる”ことの具体的なイメージを生徒たちに伝えてくれます」と和泉田健治校長先生。このように時期と内容を相互に関連づけて実施していくプログラムなのです。

教育=心身を健康に新しい自分の発見

晃華学園で大切にしていることは学習だけではありません。「どういう生き方をしたいか」を6年かけて見つけ出す。とりあえず大学に行くのではなく、なりたい自分(職業)を見つけ、そのために必要な進路・進学先を決めて邁進していくことが、モチベーションを高め、夢の実現へつながると考えています。
和泉田先生は「そもそも教育とは心身を健康にするもの。“やりたい”という意欲があってこそ。学ぶことは自分を目覚めさせる行為ですから、勉強だけでなく学校生活のすべてを通して、生徒たちには新しい自分、本当の自分、なりたい自分を見つけて欲しい」と話します。クラブ活動も盛んで、学校行事も多い晃華学園。好きなことにも力を入れられる環境はさらに生徒の能力を引き出します。そして、カトリック総合学習プログラムも並行して行う6年間を過ごすことで、生徒たちは自分を見出し、心身ともに健康に、自分で選んだ自分の未来に向かって歩む力を育むのです。

8/1(土)~9(日)
「オルセースクールミュージアム」開催決定!
フランス国立オルセー美術館が唯一公認している本物と見分けがつかない超高精細復元作品・リマスターアートを展示。筆さばきや絵具のタッチまでが原画を忠実に再現。モネ、ルノアール、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ミレーなど、オルセー美術館を代表する名作が、手が届くほどの至近距離で鑑賞できます。原画ではありえない有名作品を一堂に展示。会場では通常、許可されない撮影や模写もできます。当日は、作品の時代背景や画家たちの生涯などについて自分たちで学んだ生徒たちがアートコンシェルジュとして、来場される方々をアテンドします。
開催情報 ……………………
2015年8月1日(土)~9日(日)
10:00~17:00
(最終入場16:30)
会場/
晃華学園中学校高等学校
「特設スクールミュージアム」
入場料/
大人¥500、高校生以下無料

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

晃華学園中学校高等学校
[学校HP]http://www.kokagakuen.ac.jp/
〒182-8550 東京都調布市佐須町5-28-1
☎ 042-482-8952
最寄駅/京王線「国領駅」・JR「武蔵境駅」から正門までスクールバス。京王線「つつじヶ丘駅」・「調布駅」からバス「晃華学園」下車、徒歩5分。JR「三鷹駅」からバス「晃華学園東」下車、徒歩5分。