私学探検隊

グローバル社会に羽ばたく豊かな個性を創る!田園調布学園の「21世紀型スキル」

自分で人生を創る“根っこ”を育てる6年間

「学力」「教養」「人間性」を身につけることを目指す田園調布学園。多様化、グローバル化が進む現代社会で求められる、高い知性と豊かな人間性を持った女性を育てるために、学校独自の「21世紀型スキル」を教育活動の柱に据えました。
「グローバル社会で求められる力は、語学だけではありません。文化も背景も異なる共通項の少ない人たちと関わり合って協力していく力が必要です。一つの国だけでは解決できない問題に取り組んでいく時、語学や情報機器はツールとして使いながら、問題解決を図るスキルを6年間の学校生活で培っていけるように考えています」と西村弘子校長先生は、思いを語ってくれました。

あらゆる場で「21世紀型スキル」を

その中心となるのが、2つの態度・2つの能力。自分から進んで課題に気づき、取り組んでいく「主体性」。自分だけで完結させず広い視野で人々と協力していく「社会性」。課題解決に向けて論理的に考え情報発信していく「思考力」「表現力」です。その4つの力が互いに作用し合ってこそ、人間性は高まり、社会に生きるスキルとなるのです。

「アクティブ・ラーニング」と「体験」を重視

学習面では、実社会で活用できる真の学力をつけるために、授業は全教科アクティブ・ラーニングを導入。主体的な思考力を深める「協同探求型授業」です。インプットした知識や情報を用いて、グループワークなどを通して課題を発見・解決していきます。例えば、英語は授業自体も英語。生徒も英語で考え、発言することに自然に慣れていきます。数学は、ゲーム的要素を取り入れたり、絵本を教材にしたりと、生徒たちの好奇心を広げていく展開をしています。
土曜日には、リベラルアーツにつながる「土曜プログラム」を実施。学年ごとのテーマによるコアプログラムと、171講座から各自が興味・関心に応じて選ぶマイプログラムとで年間16回。文化、語学、スポーツ、キャリアデザイン、科学、環境など幅広い講座が設置されています。
そして、宿泊行事を通して実体験から社会性・人間性を育てます。中1では自然の中で仲間と協力すること、中2では農村ホームステイで自然や異なる文化への理解関心を深めることを学ぶ「体験学習」を実施。中3は飛鳥・奈良・京都へ、高1は西九州へ「学習体験旅行」に行き、現在につながっている社会の課題を発信地で学びます。
協力や地道な努力の積み重ねを大事にし、大学進学時には自分のやりたいことを見据えているという田園調布学園の生徒。6年間高め合える仲間や全力で支える先生がいます。

Cooperation 調和を図る人間性
実際の体験を通して社会性・人間性を育てる機会を多く用意。中1・中2で体験学習、中3・高1では学習体験旅行を実施

Liberal Arts 豊かな教養
Liberal Arts 豊かな教養
「未来へつなぐ土曜日」をテーマに土曜プログラムを実施。発達段階も考慮し、一人ひとりが興味や関心を広げ深められる多種多様な講座を開設

Intelligence 真の学力
全教科アクティブ・ラーニングを取り入れた授業を実施。主体性や共同性を持って問題を発見・解決する、独自の「協同探求型授業」を展開

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

田園調布学園中等部
[学校HP]http://www.chofu.ed.jp/
〒158-8512 東京都世田谷区東玉川2-21-8
☎ 03-3727-6121
最寄駅/東急東横線 目黒線「田園調布駅」徒歩8分。東急池上線「雪が谷大塚駅」徒歩10分。