私学探検隊

学力はもちろん、人間力を総合的に高める6年間。卒業後の人生を切り拓く自信をともに育もう。

より多くの目で生徒を見守り道を照らす

八雲学園では、学力はもちろん、人間力を総合的に高めることに重点を置いています。すべての教育がそこにつながるため、進路指導主任の河内正美先生は「6年間の学園生活そのものがキャリア教育」と言います。
「就職するにしても、学力だけでは足りません。中高時代にクラブ活動や学校行事など、学園生活全般を通して、人間力を養うことが大切です。本校では、英語教育はもとより、芸術鑑賞やマナー教育など、感性を磨くプログラムにも力を入れていますので、さまざまなチャンスに生徒がエネルギーを傾けられるようサポートすること、希望の大学に進めるよう導くことが教員の役割だと考えています」
入学すると、担任と違う立場で生徒にかかわるチューター(教員)が割り当てられるのも、より多くの目で生徒を見守りサポートしていこうという気持ちの表れです。
「定期テスト前に学習計画を立てますが、その相談相手は担任ではなくチューターです。勉強だけでなく、学校生活全般の相談に乗るので、生徒は安心して学園生活の充実に励んでいます」

身近なロールモデルが意欲を引き出す

卒業したばかりの先輩がいつも身近に。

▲卒業したばかりの先輩がいつも身近に。学習サポートだけでなく、心の悩みまでも話せる関係を築いています。

八雲学園の進学実績が伸びているのは「卒業生の力によるところが大きい」と河内先生。「中学生が働くことに触れる『社会人講話』(中1~中3、年1回実施)をはじめ、高校生の進学サポートでも、身近なロールモデルである卒業生が生徒の意欲を引き出している」と言います。
同校では、卒業生による『進学体験談』を3月中に実施。巣立ったばかりの卒業生が約30名来校し、3人ずつに分かれて、教室で体験を語ります。
「クラブや委員会でよく知る先輩の話はとても身近で、模試の結果を見せながら、『これだけ伸びた。そのために必要なことはね』と熱心に話してくれると、『自分もやれるのではないか』という気持ちになります。その熱を冷まさないように、今年度から体験談を話してくれた卒業生に学習指導をお願いしています。放課後に卒業生がいて、なんでも教えてもらえる環境をつくるとともに、いつ誰が来るかを掲示すると、志望する大学に通う先輩が来る日を調べて話を聞きに行く生徒もいて、いつも賑やかです」
毎日の学園生活の積み重ねこそがキャリア教育。だから妥協はありません。先生や卒業生が支えになって、6年間の成長を豊かなものにしていく八雲学園の総合教育に注目してください。

チューター(教員)が、中学校生活を個別にサポート

中学校という新しい環境の中で、生徒はさまざまな悩みや不安を抱えがちです。そのため、八雲学園ではクラス担任とは別に、チューターと呼ばれる先生を一人ひとりにつけています。チューターは保護者や担任と連携し、よき相談相手として生徒をサポートします。3年間、同じ先生で信頼関係を深める生徒もいれば、学年が変わる節目に替えることができるので、毎年替えて多くの先生と関わることを望む生徒もいます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八雲学園中学校
[学校HP]http://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1
☎ 03-3717-1196
最寄駅/東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。「都立大学駅」・JRなど「渋谷駅」から東急バス「八雲高校前」ほか。JRなど「目黒駅」からバス「中根町」徒歩3分、「都立大学付属高校前」徒歩4分。