私学探検隊

進路や理解度にあわせて効率的に学びを深めていける6年間の指導体制

仏教を学び、知力だけでなく豊かでしなやかな心を育む

相談コーナー

中高の職員室前に設置されている「相談コーナー」。授業以外でも、勉強の不明点を気軽に相談でき、積極的に利用する生徒が多い

4年制大学現役進学率85%を上回る国府台女子学院。2015年3月には国公立大学合格30名と、千葉県下の高校の中でも秀でた進学実績を記録しています。この数字には、生徒が将来を考えながら中高6年間かけて自分のペースで学びを深めていける指導体制の成果が表れているようです。
中学1・2年次は、学習習慣を確立しながら基礎学力を身につける時期。毎週、漢字、英単語、計算の、3分間の小テストを実施し、合格するまでの再試を行うことで苦手分野を克服していきます。また、国語科目のひとつとして、週に1回の読書指導の時間を実施。本の感想文を書くことで読解力や思考力、文章で表現するスキルを磨きます。さらに、書籍や新聞、インターネットなどを利用して調査する方法を学んだり、おすすめの本を紹介したりするなどテーマに合わせたオリジナル新聞を作成することで、社会で欠かせない企画力や、相手に自らの思いを伝える力を育みます。
仏教の精神を校風に取り入れている本校。中高全学年で仏教の授業が展開されます。歴史や思想だけでなく、中学1・2年ではキリスト教、イスラム教の概要を学ぶことで世界の人々の価値観を理解するほか、「尊厳死・安楽死」など命について考える機会も。卒業生からは、「仏教の授業によって、ひとつの考え方にしばられるのではなく、公平にものごとを見られるようになった」などの声があり、釈迦の教えが根付いていることがわかります。グローバル社会において、自国の宗教・文化を知ることは欠かせません。仏教を学ぶ必要性は今後ますます高まるでしょう。
将来の希望に合わせて必要な力を重点的に伸ばすために同校が取り入れているのが、選択コース制。高校1年では、選抜クラス、普通科、英語や文系への進学をめざす英語科にわかれます。高校1年次修了時には、高校2~3年のコースを判定するテストを実施。結果に応じて、文系・理系、国立・私立に応じたコースにわかれ、現役合格をめざし効率的に学習を行っていきます。近年では医歯薬獣医系大学への進学者も増えているといいます。また特徴的なのは、高校1年から普通科に設置されている「美術・デザインコース」。絵画やデザインの各分野を学びながら、美大進学に必要となる理論と技法を身につけていきます。美大受験対策のために予備校へ通わなくても、専門教員の指導により的確な受験対策を行うことができ、高い合格率を記録。生徒1人ひとりの希望に柔軟に対応しています。
今回お話しを伺った入試広報主任の小向克彦先生はこう語ります。「大切にしているのは、ものごとの本質を見抜く知識と、他者を思いやる心を育む指導を行うこと。知力と精神のバランスの取れた人間になってほしいと思っています」。生徒は勉強だけでなく、社会性が身につくクラブ活動にも熱心に取り組みます。同校は授業でもクラブ活動でも、1人ひとりの興味を追求できる環境が整っているようです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

国府台女子学院中学部
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