私学探検隊

同時開催!とことん生徒がやるからおもしろい! 「探究文化発表会」と「文化祭」で新たな歴史を刻む

自修館といえば、「探究」!個性あふれる研究が目白押し
「自修館といえば、探究です」と言うのは、成瀬陸史(たかふみ)君(高2)。10月に開催する探究文化発表会・文化祭実行委員長として、準備に忙しい毎日を送るなか、取り組みの内容を紹介してくれました。

自修館には、ひとつの研究テーマを4年間かけて調べつづける「探究」の授業があります。中1生は学校のある伊勢原市について学び、中2・3生はカテゴリー別の27のゼミに分かれて、先生の指導を受けながら各自の研究を深めていきます。その研究テーマは、遺伝子や海洋生物、透析療法と腎移植、菌とウイルスの違いなど、じつにさまざま。
「探究文化発表会」では、ゼミごとに分かれて発表を行います。「どの研究もとても興味深い内容で、毎年知らないことばかりです。発表の形式もゼミによって自由なので、そこもおもしろいですよ」と、目を輝かせて話してくれる成瀬君は、小学生の時に探究文化発表会に来て「入学したら自分の好きなことをとことん調べられる、自分もやってみたいと思いました」と、やる気がわいてきたと言います。

各ゼミから選ばれた代表者は予選を経て6組が選出され、当日はエキシビションとして大ホールの舞台に立ちます。日頃からプレゼンテーションに慣れている自修館生だけあって、堂々と説得力のあるプレゼンに会場が惹きこまれます。

今年のテーマは〝文明開花〟。生徒主催の「学校説明会」も開催!
「昨年からは文化祭もスタートしました。小さいお子さんや受験生にもさらに楽しんでほしいです」と、成瀬君。生徒みんなの願いだった文化祭の実現のために、昨年の高2生が予算を組みこんだ企画書を作成、学校の承認を得て探究文化発表会と同日に行われることになりました。

どの模擬店も大盛況。昨年、たこ焼き店ではあまりの売れ行きの良さに、たこ抜きのたこ焼き(?)になってしまうという、うれしい誤算も

どの模擬店も大盛況。昨年、たこ焼き店ではあまりの売れ行きの良さに、たこ抜きのたこ焼き(?)になってしまうという、うれしい誤算も

「文化祭は昨年始まったばかりなので、まだ名前もついていません。今年は来場者の方にも投票いただいて、名前を決定します。先輩方が実現してくれた文化祭です。これからの後輩のためにも長く続けていけるように、ぜひ成功させたいです」と、成瀬君たち実行委員のみんなは企画書の審査に取り組んでいます。

「文化祭は企画から、物販などの外部との交渉事など、すべて生徒たちで行うんですよ」と、入試広報室長の佐藤信(まこと)先生は言います。「もちろん、必要になったらフォローはしますが、保健所の講習を受けて講習会を開催したり、模擬店などの企画書も実現可能なのか、費用面でも赤字にならないかなど、チェックや承認するのも生徒たちで行います」と、先生方は生徒の主体性を尊重して見守りに徹します。

「今年のテーマは〝文明開花〟です。花のように美しくきれいに自修館の歴史をつくっていって、革新的な行事にしていきたいです」。そんな成瀬君たち在校生が、ぜひ、受験生のみなさんに生徒の声を伝えたいと、「生徒だけで行う学校説明会」の開催を決定しました。「生徒の生の声を生徒の目線で伝えたいと思います。その場に一緒にいることで伝わることがあると思うので、受験生のみなさん、ぜひ、いらしてください」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

自修館中等教育学校
[学校HP]http://www.jishukan.ed.jp/
〒259-1185 神奈川県伊勢原市見附島411
Tel. 0463-97-2100

最寄駅/
小田急小田原線「愛甲石田駅」徒歩18分。スクールバス:「愛甲石田駅」(5分)・JR東海道線「平塚駅」(25分)からあり。

この学校の詳細情報を見る