私学探検隊

ユネスコスクールとして、海外の学校と積極的に交流。 世界中のお客様を一緒にお迎えしよう!

来年は世界の会合が日本で開催。ホスト校として参加する国際舞台

今年の9月にはインドネシアの生徒が来校。海外の生徒と交流することで、英語への意欲が高まる

今年の9月にはインドネシアの生徒が来校。海外の生徒と交流することで、英語への意欲が高まる

「世界182カ国、約1万校もの学校が加盟するユネスコスクールは、加盟校同士が直接やりとりをして交流を図るので、フレキシブルにプログラムが組めるのが魅力です」と教頭の田中直樹先生は言います。「今年も9月にはインドネシア、11月にはマレーシアから十数名の中高生が来校し、授業を一緒に受けるなど交流を図ります。どの教科も英語で授業を行っています」と、田中先生。
「学校内に宿泊施設があるので放課後も互いの国の遊びを紹介したり、週末には生徒の家にホームステイをして日本文化を体験してもらうなど、異文化への理解も深めます」と、中3の担任の伊藤直樹先生も言います。

さらに同校は、年に一度、世界中の学校が集まる〝インターナショナルフレンドシップ〟にも積極的に参加しています。来年は日本で初めて開催されることになり、経験と実績から国際学院が候補校になりました。「世界中の生徒のみなさんをホスト校としてお迎えします。大会のテーマなども開催校が決定し、1週間の学びを提供していきます。開催校の役割は大きいので、これから1年かけて準備を行っていきます」と、田中先生。伊藤先生も「英語が得意、不得意にかかわらず、すべての生徒が参加できる貴重な機会です。新入生にも活躍してもらう場がたくさんありますので、ぜひ、一緒に世界中の学校をお迎えしましょう」

国際交流も文化祭も、積極的に参加するのが国際学院流!

国際交流をとおして培っているコミュニケーション力は、文化祭でも大いに発揮されています。「毎年、楽しんでいただこうという気持ちでお客様をお迎えしています。9月に行われた文化祭では、中1はお客様と一緒に入浴剤を作製したり、中2は台本から衣装、演出まで生徒たちが担当し、クオリティの高い劇を目指しました。中3では自主制作映画の上映や、地元の名産品を使ったスイーツを作製して販売しました」と田中先生。今年は地元の梨を使ったパイを考案し、調理科の高校生が調理を担当、原価や利益計算から販売まで中学生が担当しました。用意した250個のパイは大人気で即日完売。地元の方にも喜んでいただけたそうです。

「生徒たちは日頃から海外交流をとおして人と人との交流に慣れていますし、相手が楽しいことは何だろうと考える力をもっています。国際交流の学びは文化祭にも生かされるなど、今の学びが、次の学びに生かされ受け継がれていく、そんな学びの循環ができています」と、田中先生。さらに、「日頃から、何事も失敗を恐れず、やりすぎるくらいやっていいよと伝えています。失敗することはチャレンジした証拠。やらないことのほうがよくないんだよ、と」

そんな伸びやかな雰囲気のなかで、生徒たちは生き生きと学び、ホスピタリティに磨きをかけたおもてなしの心で、世界のユネスコスクールのお客様をお迎えする日を楽しみにしています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

国際学院中学校
[学校HP]http://js.kgef.ac.jp
〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室10474 Tel.048-721-5931
最寄駅/
ニューシャトル「志久駅」徒歩12分。JR湘南新宿ライン(高崎線)「上尾駅」(宇都宮線)「蓮田駅」から
けんちゃんバス「国際学院高校入口」徒歩4分。スクールバス:「上尾駅」「蓮田駅」からあり。

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