私学探検隊

女性としての「私」を育む「マーガレットタイム」

学びが教室に留まらない総合学園「相模女子」

幼稚部から大学院まであらゆる世代が共存する広大なキャンパス。四季折々の変化が楽しめる自然豊かな環境の中で生徒たちは未来を見つめていく

幼稚部から大学院まであらゆる世代が共存する広大なキャンパス。四季折々の変化が楽しめる自然豊かな環境の中で生徒たちは未来を見つめていく

相模女子大学の最寄りは、新宿からも横浜からも35分ほど、アクセスの良い小田急線相模大野駅です。駅から「女子大通り」と名付けられた明るい通りを10分ほど歩くと、相模女子大学学園キャンパスに到着します。正門を一歩入ると桜並木と銀杏並木があなたを迎え、アジサイ、キンモクセイ、スイセンなど、四季の花々が咲き誇る自然豊かなキャンパスが広がります。東京ドーム4つ分の広大な敷地には、幼稚部から大学院までがそろい、この環境をいかした相模女子ならではの活動が日々行われています。
放課後に幼稚部で行われる預かり保育のボランティアには、保育士・幼稚園教諭を目指す生徒が多く参加します。実践を積み重ねることで、幼児との活動にも自信が持てるようになります。また現場の教諭が働く姿を日常的に目の当たりにできることは、目標に向かう生徒のモチベーションにつながります。盛んに行われている部活動、運動部の生徒には、管理栄養士を目指す大学生が作成した新聞「スポ女子新聞」が発行され、栄養面からスポーツに取り組む中高生をサポートしてくれています。大学生にとっては日ごろの研究成果を実践にいかすことができる場として、中高生にとっては、栄養面からのサポートとして貴重な交流の場となっています。日常の生活の中で、世代を超えた縦のつながりを持つことができるのは、総合学園だからこその環境と言えるでしょう。

命と向き合う「マーガレットタイム」

中学部には「マーガレットタイム」と名付けられた授業があります。教科学習を越えた人として生きるための学びの時間です。調べ学習や体験学習、講演会や映画会、そしてディスカッションやプレゼンテーションなど、学びの形態はさまざまですが、「命と向き合う」ことをテーマに学習を重ねます。「戦争と命について考える平和学習」「人間と自然の関係を考える農家体験」「医療の現場と臓器移植」などをテーマに、多角的に命について考えます。
中学3年生では助産師の先生から、奇跡の積み重ねで育まれる命、赤ちゃん誕生の神秘について学びます。命を育む可能性を秘めた女性としての未来を、より具体的に、より真剣に考える機会です。また育児中のママと赤ちゃんを迎えての育児体験では、赤ちゃんの愛らしさに癒されました。生徒が抱きあげると泣き出す赤ちゃんも、ママの手に戻るとピタリと泣き止みます。こうした体験が、母親の存在が偉大であることを学ぶ機会となります。母親になる可能性を秘めた女性として、「命と向き合う」というテーマは、10年後の自分と向き合うキャリア教育の場にもなるのです。女性としての自分と向き合う、女子校ならではの取り組みと言えるでしょう。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

相模女子大学中学部
[学校HP]http://www.sagami-wu.ac.jp/chukou/
〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1
Tel. 042-742-1442
最寄駅/
小田急小田原線 江ノ島線「相模大野駅」徒歩10分。

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