私学探検隊

創設から約30年という長い歴史を持つバトン部。 中高ともに全国大会で入賞するなど、 千葉県内でも屈指の強豪です。

技を磨きつつ、勉強との両立もしっかり

今回は、バトン部の顧問である黒澤リサ先生と、高1になったばかりの4名の部員の生徒にお話を伺いました。
現在の高1の生徒は、中3の時に全国大会に出場し、銀賞とノードロップ賞という輝かしい成績をおさめました。大会で結果を出したことに加え、4人はそれぞれ、中1で入部してからの3年間、さまざまな面で変化があったといいます。
「体を動かすことで、筋肉をつけることができました」(Y・Oさん)
「入学直後は何もかも中途半端だったけれど、いろいろなことをきちんとできるようになっていきました」(R・Kさん)
「中3で副部長になり、人前で大きな声で指示を出せるようになりました。コミュニケーション能力も身についたと思います」(S・Sさん)
「運動が苦手でしたが、走るのが速くなり、休みの日も体を動かすことが多くなりました」(C・Aさん)
4人は部活動と勉強の両立も頑張っています。「通学の時間を利用し、電車の中で勉強する」(Aさん)、「朝、早めに学校に行き、静かに集中して勉強する」(Oさん)など、それぞれが自分に合ったやり方で工夫していると話してくれました。

女子校の利点を生かし、切磋琢磨しながら成長

昨年12月、幕張メッセで開催された全国大会で銀賞とノードロップ賞を受賞した中学バトン部

昨年12月、幕張メッセで開催された全国大会で銀賞とノードロップ賞を受賞した中学バトン部

顧問の黒澤先生は、「入学したばかりの頃は、指示を与えないと動かなかったのが、今では、『何をしなければならないのか』『そのためにこうしたい』など、主体的に考えて動き、解決する能力を身につけています」と、生徒たちの成長ぶりを話します。また、「みんなが素の状態になり、何事にも本気で取り組んでいます」(Kさん)、「体調のことなど、女子にしかわからないことを遠慮せずに話せます」(Sさん)というように、女子校であることのメリットを生かし、お互いに何でも話せる関係を築いているのも、バトン部に限らず、同校全体の魅力のようです。
「できる技を増やしたい」(Oさん)、「先輩の足を引っ張らないように、振りをきちんと覚えたい」(Sさん)など、これからの目標を語ってくれた4人。高校バトン部での活躍も楽しみです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

聖徳大学附属女子中学校
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