私学探検隊

ラグビーの強豪校は 勉強もラグビーも一生懸命。 ただいま青春真っ只中!

城西川越中学校ラグビー部は、今年で創部8年目。創部当初は「タックルする」こともままならず、戦術は二の次、ごく初歩的な基本練習からのスタートでした。そこからまずは「一勝」、次に「ベスト4」と一歩ずつ階段を上がり、昨年は念願の「県大会優勝」を果たしました。そして、いま「関東大会ベスト8」という大きな目標を掲げ、勉強を忘れることなく部活動に奮闘中です。

クラブ活動の後に行われる「特別学習会」

「ラグビーの魅力は、チーム全員の結束力。みんなが仲良くなれるよう、ふだんから良い雰囲気づくりに努めています」と中村くん

「ラグビーの魅力は、チーム全員の結束力。みんなが仲良くなれるよう、ふだんから良い雰囲気づくりに努めています」と中村くん

同校はこれまで授業数が多い「特別選抜クラス」(以下、特選クラス)と「一般クラス」に分かれていました。しかし、「生徒本人の個性を尊重し、本人が希望する進路を叶えるため、中高6年間で総合的に生徒をサポートする」という思いから、この春より「一般クラス」を「総合一貫クラス」と変更。ラグビー部の主将・中村隼人くん(中3)は、総合一貫クラスに在籍し、学業成績は3学年の総合成績において学年上位をキープ。文武両道を地でいく、頼もしい主将です。
「夢はラグビーの強豪校でもある難関有名大学に入学すること。だから、勉強する時間もほしいです」と中村くん。中村くんは、中3で引っ越すまで片道1時間半以上かけ、通学していました。
「朝6時に家を出て、帰宅するのは夜10時ごろ。日曜も遠征などがあるので、自宅での学習時間はあまり取れませんでした。しかし、城西川越にはクラブ活動後の『特別学習会』という時間があり、自主的に勉強ができるのでとても助かっています。また、一緒に勉強する仲間たちからも良い刺激を受けています。城西川越は、ラグビーも勉強も一生懸命がんばれる、そんな学校です」(中村くん)
顧問で同校OBの並木大典先生は、「本校ではクラブ活動の時間も1日1時間20分と決まっており、その後、授業数が多い特選クラスは7限目の授業を、総合一貫クラス(通称、一貫クラス)は『課外補習』『特別学習会』で勉強します。『特別学習会』では、宿題に取り組む生徒、個別に指導や添削を受ける生徒などがいます。特選クラスと一貫クラスと分かれていますが、特選も一貫も分け隔てなく自分たちの学習を深める時間となるよう、その機会を設けています」と言います。

厳しい練習の積み重ねで、紳士へと成長するラグビー部員たち

部員は、ほとんどがラグビー未経験者。さらに、並木先生は説明会などで最初から「練習は厳しい」と明言しているそうです。しかし、「本気で何かに取り組んでみたい!」「変わりたい!」という生徒が入部してくるのだとか。
「先生の指導は本当に厳しい。でも、一緒に身体を張って指導してくださっているのがわかる。だから、みんな信頼しているんです」(中村くん)
「ラグビーは、身体がぶつかり合う激しいスポーツ。少しでも気を抜くと大ケガにつながってしまう。だから、普段から厳しく指導しているのです」と、その理由を明かす並木先生。「ただし、初心者だった部員たちも活動を重ねるにつれ、何事に対しても自ら進んで取り組み、他の部員たちを思いやれるようになる。まさに真の紳士に成長していくのです」(並木先生)
クラブ活動でも学習でも一生懸命に取り組む。だから、生徒たちの力も伸びる。城西川越はそんな学校です。

城西川越中学校オープンスクール ※要予約

英会話などの授業や、放課後のクラブ活動も体験できます!
2017年6月17日(土)
10:30~15:30(10:00受付開始)
・クラブ体験 ・体験授業
・学食体験  ・授業見学
詳しくは城西川越中学校HPをご覧ください!

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

城西川越中学校
[学校HP]http://www.k-josai.ed.jp
〒350‐0822 埼玉県川越市山田東町1042
Tel. 049‐224‐5665

最寄駅/
JR埼京線(川越線)・東武東上線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」からの東武バスで「城西高校」下車。JR湘南新宿ライン(高崎線)「桶川駅」からの東武バスで「二本松」下車。スクールバス:「川越駅」「本川越駅」「桶川駅」「坂戸駅」に配車。

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