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実体験を通して自分たちで見つけた疑問に 仮説を立てて検証する「探究」のサイクル

2017.07.10

与えられた課題ではなく疑問を見つけ、根拠をもって論理的に考える力を育てる

中学1年生で行う「野外探究・磯」。東京海洋大学の最新施設や設備を使って実験する

中学1年生で行う「野外探究・磯」。東京海洋大学の最新施設や設備を使って実験する

安田学園中学校の先進コースには「探究」という授業があります。中学1年生から高校2年生までの5年にわたって行われる授業で、個人やグループで気づいた疑問に対し、仮説を立て、調査や観察、実験を通して検証していくという内容。
「疑問→仮説→検証を繰り返すことで、根拠を持って論理的に探究することを学びます。自分たちで考え、グループ内でのコミュニケーションやディスカッション、プレゼンテーションなど、さまざまなスキルを身に着けます」と教育企画主任の物部昌太郎先生。探究を通じて育成した思考力が大学受験だけでなく、大学での勉強、さらに社会に出てからも必要なスキルになります。
中学1年生では、主に生物がテーマ。上野動物園に3回出かけ、動物の形態観察・行動観察から疑問を発見し、仮説を考えます。それに対して再観察・文献調査をし、グループで議論した内容をまとめて発表していきます。さらに2泊3日で行う「野外探究・磯」。これは東京海洋大学の施設を借りて、磯の生物の観察を行うというもの。生徒4人に1名の大学院生がついて、実際に磯で見た生物に対して疑問を出し合い、グループとしてどの疑問について検証するか話し合い、文献などを調べたり、実験をしたりしながら検証します。
最終日には発表をし、准教授や院生の方々から評価を得て、それを踏まえて秋の文化祭で発表します。「大切なのはどんな結果を出すかではなく、仮説を立て検証していく過程。そして、自分たちの探究をきちんと発表すること」と物部先生。こうした経験と達成感は自信になり、次のステップへつながっていくのです。

探究を繰り返し行うことで多角的なとらえ方や考え方など創造的学力を育てる

中学2年生では自然と人間との関わりについて学びます。今年からスタートするテーマは「どうしたら耕作放棄地にトキをよべるか」。新潟県十日町市の耕作放棄地に出かけ、ビオトープを作ります。文化祭では自分たちの取り組みや検証を発表しますが、それを次の学年に引き継ぎ、つなげていき、長い時間をかけて進めます。
中学3年生では文系探究として、論文作成指導を行います。高校1年生から始まるゼミ形式の個人探究で、自分の言葉で論文を書き発表を行うため、的確な言葉選び、文章の構築など、言葉で表現すること、伝えるにはどう表現すべきかを学びます。
そして、高校1年生で5つのゼミから選択し、中学1~3年生で学んだ探究心を活用しながら、個人で探究を進めていきます。文化祭での中間発表を経て、年度末には論文を仕上げます。

探究活動の集大成は英語発表
自作の論文をプレゼンし国際的視野を広げていく

探究の最終学年、高校2年生では、高校1年生で作成した論文を英訳し、イギリス・オックスフォード大学のハートフォードカレッジで教授や大学生にプレゼンを行います。
中学1年生から実際の経験を通じて探究のサイクルを学び、高校1年生では自分で進めてきた探究を論文という形にまとめ、最後の高校2年生でイギリスの大学で発表する。探究は、なかなかできない体験がたくさん詰まった安田学園ならではのオリジナルプログラム。生徒に学ばせたい、身につけさせたい内容を網羅し、実体験からしか学べないことを体験できる貴重な授業。この貴重な経験が生徒たちの今後の学びや社会でも活かせる能力を育んでいきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

安田学園中学校
[学校HP]http://www.yasuda.ed.jp/
〒130-8615 東京都墨田区横網2-2-25
Tel.03-3624-2666

最寄駅/
都営大江戸線「両国駅」徒歩3分。JR総武線「両国駅」徒歩6分。都営浅草線「蔵前駅」徒歩10分。
都営バス「旧安田庭園前」徒歩1分・「石原一丁目」徒歩2分。

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