私学探検隊

つながる価値観――学校・地域そして世界へ! 新聞委員会の活動に密着!

発足50年以上の歴史を持つ新聞委員会とは?

湘南白百合学園には、生徒達が自主的に考え行動する場として、様々な委員会活動があります。なかでも発足50年以上の歴史を持つ新聞委員会の活動が活発です。
新聞委員会は各クラスから2名選出され、全校で40名います。主な活動は年に3回、学期の終わりに発行する学校新聞「しらゆり」の制作です。4ページのタブロイド新聞で、今年から表紙と4ページ目がカラーになりました。活動の中心は高校2年生。今回はその中心メンバーである4人の生徒に新聞委員会の活動内容とその魅力を聞いてみました。

一人ではできないことも仲間となら乗り越えられる

「企業の取材は緊張しましたが、とてもやり甲斐がありました」と委員長の道家さん。

「企業の取材は緊張しましたが、とてもやり甲斐がありました」と委員長の道家さん。

「こちらが最新号です」、委員長の道家さんが見せてくれたのは、もうすぐ最終チェックが終わる「しらゆり」の原稿。今回は、4面の特集で湘南モノレールを取材したと言います。
「湘南モノレールは、湘南白百合生が日頃通学でお世話になっている電車です。その電車がどのような歴史を持ち、どのように安全管理が行われているのか知りたくて、取材を申し込んでみました」(道家さん)
校内の取材と違い、企業の方への取材はちょっぴり緊張したようですが、親切に対応していただいたそうです。
取材した記事をレイアウトに起こすのは、編集長の平岡さん。もともと平岡さんはPCが得意でしたが、レイアウトソフトの「イラストレーター」の使い方は、独自で勉強をしたと言います。最近は氷室さんも編集作業に携わるようになり、今回の電車の車両カラーを取り入れたデザインは、氷室さんのアイデアです。
今号からカラーページができたことで、写真にも力が入っています。写真を担当するのは、写真部部長の小田嶋さんです。「カラーページができたことにより、これまで以上に写真のクオリティーを上げる努力をしました。1面の体育大会の特集ページでは、生徒達に親しみを持って読んでもらいたいと思い、なるべく多くの生徒の写真を載せるようにしました」(小田嶋さん)
こうして、みんなで力を合わせて作った「しらゆり」が、もうすぐ全校生徒達の手に渡ります。

昨年度の「英字新聞甲子園」で準優勝を受賞

また、昨年度は新聞委員と有志の生徒で、「英字新聞作成プロジェクト」を発足しました。学園創立80周年、模擬国連、SDGs(持続可能な開発目標)、江ノ島今昔などの記事を取り揃えて作成した「Shonanshirayuri」は、英字新聞甲子園で準優勝を獲得しました。こうして、学校から地域へ、世界へと視野を広げています。
 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

湘南白百合学園中学校
[学校HP]http://www.shonan-shirayuri.ac.jp/
〒251-0034 神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
Tel.0466-27-6211

最寄駅/
湘南モノレール「片瀬山駅」徒歩7分。江ノ島電鉄線「江ノ島駅」徒歩15分。小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」徒歩20分。JRなど「藤沢駅」から江ノ電バス15分「片瀬山入口」徒歩3分。

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