私学探検隊

イギリスの伝統校と深まる交流! ラグビー校での特別なサマースクール!

今年8月、桐朋学園の中高生50人は、イギリスのパブリックスクール「ラグビー校」で2週間のサマースクールに参加しました。パブリックスクールとは、将来国のリーダーになるような上流階級の子弟が通う学校。中でも“ラグビー”発祥校でもある伝統校が、その450周年を記念して、桐朋生に来てほしいと声がかかったのです。
「ラグビー校は海外への遠征や交流も盛んなパブリックスクールですが、2011年に初来日した際、桐朋高校のラグビー部と交流試合を行いました。その時、生徒の家庭にホームステイをしたところ、とても楽しんでもらえました。その後も生徒同士メールなど交流が続いていたことから、昨年の再来日でもまた交流試合にとご指名があったんです。そして、今年、ラグビー校が450周年の記念イベントの1つとして、サマースクールに招待していただきました」
と、説明してくださった2校の架け橋となってきたラグビー部顧問の荒井嘉夫先生。今年の訪英にも同行しました。高校生27人、中学生23人の約2週間におよぶ英語プログラム。充実した日々を参加した生徒さんに聞きました。

どんなプログラムでしたか?

鈴木大理(まさとし)くん(高1) 普段、生徒たちが生活している寄宿舎に泊まりました。2つのハウス(寮)に分かれ、ハウスマスターと呼ばれる先生が生活のサポートをしてくれました。起床後は、広いダイニングでみんなで食事をとり、午前中は英語の授業を5コマ(1コマ40分)受け、午後はスポーツなどアクティビティに参加しました。

大滝舜雄(よしお)くん(中3) 朝食は、毎朝ブッフェでフルーツやサラダ、コーンフレークなどが多種多様にあり、食事はいつも美味しかったです!

鈴木くん 英語は、レベル別に1クラス10人くらいずつに分かれたのですが、最後に受ける検定試験に向けて単語や会話などを学んだら、授業や午後のアクティビティなどすぐに実践で使っていくという感じでした。だから、どんどん英語が分かり、伝わるようになったのが面白かったです。

大滝くん 海外に行くのが初めてだったので英語がわかるか心配でしたが、到着時は50%くらいしか理解できなかった会話も、1週間も経つと90%くらい分かるようになりました。

ラグビー校 SUMMER  SCHOOL

ラグビー校
SUMMER SCHOOL

鈴木くん 午後は、学校が発祥であるラグビーを教えてくれたり、バスケ、バドミントン、ダンス、サッカーと様々なスポーツをして体を動かしました。1クラスに2人ついてくれるイングリッシュ・フレンド(ラグビー校の生徒)ともさらに仲良くなる時間でした。

大滝くん 夜は寮に帰ってからもゲーム大会をしたり、得意なことや出し物をするタレントショーをやったりして盛り上がりました。僕は柔道部ですが、柔道の技を見せたら次の日に先生たちに次々話しかけられました。

実際に行く前と後で、どんなことが変わりましたか?

鈴木くん 僕は、海外に行くのも、飛行機に乗るのも、今回が初めてだったので、行きの飛行機は緊張してました。でも、授業では先生が僕たち一人ひとりをよく見てくれているのが分かったり、現地の生徒と仲良くなれたり、とても楽しくて帰りたくなかったです。また行きたくなりました。

大滝くん 僕も初めての海外だったので心配でしたが、現地の人々が気軽に話しかけてくれるフレンドリーさがとても嬉しかったです。いつもはゴロゴロする夏休みだったんですが、久しぶりに楽しいって言える夏休みでした! 英語も通じるようになって、外国人って宇宙人じゃないんだって思いました(笑)。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桐朋中学校
[学校HP]http://www.toho.ed.jp/
〒186-0004 東京都国立市中3-1-10
Tel. 042-577-2171

最寄駅/
JR中央線「国立駅」・JR南武線「谷保駅」徒歩15分。「国立駅」から京王バス「桐朋学園」。「国立駅」「谷保駅」から立川バス「桐朋」。

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