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自立したひとりの人間に育てるための パーソナル・ディベロップメント・プロジェクト

2018.07.27

地に足の付いた人間教育と重いテーマの修学旅行

両国国技館および江戸東京博物館のすぐ隣、東京スカイツリーのお膝元でもある下町に、日本大学第一中学校はあります。1913年、日本大学の最初の付属校として創立されました。現在では、例年約75%が日本大学に進学する一方で、約20%の生徒は難関他大に進学します。
校訓は「真・健・和」。教育理念は「絆を重んじ、良き生活習慣をもった、次世代人の育成」。流行に振り回されない、地に足の付いた人間教育を旨としています。
大学付属校であることを活かした高大連携教育、イングリッシュキャンプやオーストラリア語学研修などを通じた生きた英語教育に力を入れる一方で、人間として普遍的な命の教育や平和教育にも力を入れているのが特長です。
象徴的なのは高2の11月に行われる九州縦断修学旅行。鹿児島県では知覧特攻平和会館を見学し、自分たちと同世代の若者が時代に翻弄され、尊い命を失ったことを学びます。長崎県では平和公園で原爆の恐ろしさを実感します。現地の高校生との討論会を実施することもあります。長崎県では、1991年に噴火して多数の死傷者を出した雲仙普賢岳を訪れ、自然災害の脅威と復興の歩みに触れます。重い、重い、修学旅行です。

中1から高2まで行われる命の教育と平和教育プログラム

助産師による白熱授業。生命誕生の神秘を知り、「自分」「他人」の尊厳を学びます。

助産師による白熱授業。生命誕生の神秘を知り、「自分」「他人」の尊厳を学びます。

重い修学旅行に参加するまでに、同校の生徒は「パーソナル・ディベロップメント・プロジェクト(人として成長するプロジェクト)」と名づけられた教育を、常日頃から受けています。
中1ではロールプレイ演習や「プロジェクト・アドベンチャー」と呼ばれるアメリカ生まれの特殊な教育プログラムを通して、コミュニケーション能力の基礎を養い、仲間作りを行います。中2では、「いのちの教育パート1」と称して、事件の被害者の生の話を聞いたり、映画を見たりしながら、命の尊さについて学びます。中3では関東大震災をテーマに、各自で調べ学習を行い、自分なりの考えをまとめ、卒業論文に仕上げます。
高校生になると、「いのちの教育パート2」と称して、助産師による授業を行います。性的な話も多分に含まれるため、最初は照れる生徒もいますが、その表情が次第に真剣になっていくのがわかります。自分の誕生がそもそも奇跡的であり、その命がかけがえのないものであること、同時に他人の命もかけがえのないものであり、そこにつながる性行為は決して軽い気持ちですべきではないことを学ぶのです。さらにSNSに潜むリスクや薬物の恐ろしさについての授業も行います。

目指すのは自分の意見をもち他人の意見も活かせる人

これだけの準備をして修学旅行に臨むからこそ、戦争や自然災害の恐ろしさが身に沁みます。一方で、それでもくじけない人間の偉大さが自分の中にもあることを感じられるのです。
「パーソナル・ディベロップメント・プロジェクト」の問題意識は、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」とも重なります。
「経済発展も大事ですが、環境や平和や人の命の価値もわかる人に育ってほしい。でもどうすることが正解なのか、誰もわかりません。そんな時代だからこそ、教養を身に付け、他人の意見も聞きながら、最終的には自分で判断できる自立したひとりの人間として成長して、卒業してほしい」(熊谷一弘校長)

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第一中学校
[学校HP]http://www.nichidai-1.ed.jp/
〒130-0015 東京都墨田区横網1-5-2 Tel.03-3625-0026

最寄駅/
JR総武線「両国」駅から徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「両国」駅 A1出口から徒歩1分

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