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生徒の「知りたい」パッションを呼び起こしたい。 英語の専任ハウズ先生の大いなる挑戦

2018.11.07

東京成徳大学深谷中学校も開校して6年。1期生も6年生(高3)となり、全学年が揃いました。
開校当初より「グローバルな人材の育成」と「自立する社会人の育成」に取り組んで来た同校。グローバルな人材とは、「英語を話せるだけでなく、相手の意見にも耳を傾け、自分の意見もしっかりもっていること」とのこと。ふだんの英語の授業はもちろん、一日中英語漬けの「イングリッシュ・キャンプ」やニュージーランド学期留学など、さまざまな仕掛けを用意し、生徒に働きかけてきました。さらに、スピーチコンテストをはじめ「自ら発信する」アクティブ・ラーニングにも積極的に取り組んでいます。
そんな同校の「グローバル教育のいま」について、専任の英語の先生で入試広報の担当としても活躍するハウズ・スティーヴン先生にお話を伺いました。

授業はオールイングリッシュでオリジナルの授業を展開

英語の授業の様子。生徒もリラックスして受けているのだとか

英語の授業の様子。生徒もリラックスして受けているのだとか

「私は中高一貫コースの全学年と東京成徳大学深谷高校の特進Sクラスの英語を担当しています」と言うハウズ先生は同校専任のネイティブの先生。オーストラリア出身で、着任して3年半。同校で教鞭を執る前は、東京の有名進学校からの誘いもあったそうです。しかし、「東京成徳大学深谷という学校に興味がありました。また、ここで新しい英語教育をつくりたいと思いました」(ハウズ先生)という理由から、同校での先生の道を選びました。
「中高一貫コースの授業は、各学年週2回、『ECP』という授業を受け持っています」(ハウズ先生)
『ECP』とは「English・Communication(または、Conversation)・Presentation(または、Party)」の略。つまり、英語で交流や対話、プレゼンをする授業なのです。ECPの授業はハウズ先生一人で行い、しかもオールイングリッシュだそうです。
「テストは他の教科のようなペーパーテストではなく、スピーキングやライティングなど、ちょっと変わっています。そして、英語の4技能が身につくよう指導しています。また、高校ではオリジナルカリキュラムで進めています。たとえば、高2の1学期は日本史の徳川時代について『どうして平和な時代が続いたのか』など調べ、自分の考えや意見を英語で表現し、書く練習をしました。また、英語でのEメールの丁寧な書き方についても指導しました。さらに、たとえば、学期留学に行く前の中3には『Can you~ ?』のような実際に留学で役立つ、使える英語を教えるようにしています」(ハウズ先生)
先生は教科書は使わず、ナチュラルな使える英語を教えたいそうです。

イングリッシュ・キャンプのプログラムも先生が作成

中学生は毎年夏休みに3日間、英語漬けの「イングリッシュ・キャンプ」があります。このプログラムもハウズ先生によるものです。
今年のメインプログラムは「ニュース番組制作」。3学年が協力し合って同校のニュースをつくり、発表するというものでした。
また、チームワークを学ぶ「マシュマロ・チャレンジ」や英語で俳句をつくるというプログラムも。イングリッシュ・キャンプの様子をネットにアップしたのもハウズ先生です。

英語の取り出し授業もオリジナル

今年、インターナショナルスクールから2名の生徒が入学。取り出し授業をすることになりました。
「週4回、彼らのための特別な英語の授業を始めました。この授業も私が担当しています。これは海外レベルの英語の授業をめざしたもので、ここでもオリジナルカリキュラムをつくりました」(ハウズ先生)
たとえば、1学期は「Salt(塩)」をトピックに、「Salt」の語源や関連する言葉、歴史などについて調べるといった授業を行いました。ちなみに、2学期は「Ocean(大洋)」について調べるそうです。
理科など他の教科と英語を融合させた授業「CLIL(クリル)」も展開している同校の目標は「英語で学ぶ」。英語をツールとして、「調べ」「考え」「発信する」ことを学んでいます。
「学校からは『やってみたいことはやってみなさい』と言われています」とハウズ先生。風通しのよい自由な雰囲気が、ハウズ先生のチャレンジを後押ししています。

英語を学んでチャンスをつかんでほしい

ハウズ先生は年に一回、スカイプでオーストラリアの中学生向けに日本史の授業をボランティアで行っているそうです。
「オーストラリアの子どもたちは好奇心旺盛で、日本の文化に興味津々です。私の大きな夢は、いつかそんなオーストラリアの子どもたちと中高一貫コースの生徒がコミュニケーションを取ることです。これが本当のグローバル・コミュニケーションだと思います」(ハウズ先生)
いまだに「知りたい」「学びたい」という意欲をもち続けているハウズ先生は、「生徒たちにも『知りたい』パッションを教えたい」と言います。ハウズ先生は、授業で生徒の知的好奇心をも刺激しようとしています。
「英語ができればいろいろな国の人と話すことができます。そこからまた『知りたい』『学びたい』パッションが出てくると思います。また、英語力ができたら、海外旅行から仕事まで、いろんなチャンスをつかむことができます。だから、生徒たちに英語力に自信をもたせたいと思います」(ハウズ先生)
ハウズ先生の家では、英語と日本語が自然な形で飛び交っているそうです。「この学校も英語と日本語が自然な形で飛び交う、そんなシュチエーションにしたいですね」と言います。

生徒は自分の英語力に気づいていない?

中高一貫コースの生徒たちは、入学後、初めてECPの授業を受けるとき、授業はすべて英語と知ると、「えーっ!」と驚くそう。しかし、日々の授業で知らず知らずのうちに力をつけています。特進Sコースの高校生が中高一貫コースの中学生の英会話を聞くと、その英語力の高さに「すごい!」とびっくりするのだとか。「中学生は自分自身の英語力に気づいていないのですが(笑)」とハウズ先生は言います。
最後に受験生のみなさんへのメッセージをいただきました。
「この学校は新しく、まだまだ小さな学校です。しかし、だからこそ生徒と先生、マンツーマンで特別なアドバイスができます。そして、私は専任なのでずっと学校に、職員室にいます。また、私はこの学校が大好きです。ずっといたいと考えています。『知りたい』パッションを感じたい人、ぜひ入学してください!」
同校では2018年入試より「適正検査型」と「英語型」入試を導入しました。受験生のみなさん、ぜひチャレンジしてみてください。

ハウズ先生の半生(バックグラウンド)に迫る
 ハウズ先生のこのバイタリティーはどこからきているのでしょうか。先生の半生にそのヒントが隠されているようです。ハウズ先生いわく、「私の人生だけで4ページはできるかもしれませんよ(笑)」とのこと。では、詳しく聞いてみましょう。
 「私はオーストラリアで解剖学を学んだ後、ヨーロッパに4カ月間、バックパッカーとして旅をしました。この経験は貴重なものでした。そしてまた海外に行きたいと強く思いました。そんなとき、英語教師の仕事を見つけ、日本に来ました。そのとき、日本人のいまの奥さんと知り合いました。日本で働きながら、オンラインでオーストラリアの教員免許を取り、その後、オーストラリアに帰国。母校のミドルスクールで先生の仕事に就きました。そのときも『知りたい』『学びたい』気持ちは抑えられず、働きながら応用言語学について学びました。応用言語学では『敬語』や『バイリンガル』について興味がありましたね」(ハウズ先生)
 そして、2015年、日本に戻ってくることになったハウズ先生は、奥様の故郷にも近い同校に英語の先生の職を得たのです。
 バックパッカーとしての海外経験に、解剖学や応用言語学の知識や教養。それらが単なる英語の授業ではない、ハウズ先生独自のユニークな英語の授業を展開させていたのです。

ニュージーランド学期留学
中3の3学期をニュージーランドで学ぶ
 「ニュージーランド学期留学」は中3の3学期、ニュージーランドのオークランドで行われる約3カ月の短期留学です(希望者のみ)。まず、現地で2週間の編入準備コースを受講。修了後、現地校に編入します。
 「ホームステイもできるし、ふつうの学校生活もできるし、新しい友達もできる。また、スーパーに行ったり、パーティにも参加するなど、ふつうの生活が体験できる。ニュージーランド短期留学はすばらしいチャンスですよ」とハウズ先生。また、帰国後、「英語をしゃべりたい」「英語で伝えたい」「大学に入学したらもっと長い留学をしたい」という目標をもつ生徒もいるのだとか。
 「学期留学に参加すると、積極的になるようですよ」(ハウズ先生)

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東京成徳大学深谷中学校
[学校HP]http://tsfj.jp/
〒366-0810 埼玉県深谷市宿根559 Tel.048-571-1303
最寄駅/
JR高崎線「深谷駅」徒歩25分、スクールバス7分。秩父鉄道「行田市駅」、東武東上線・秩父鉄道「寄居駅」、JR八高線「児玉駅」、東武東上線「森林公園駅」からもスクールバスあり。

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