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最高学部長・渡辺憲司先生インタビュー
「みんなで助け合い、自立を促す」

2018.11.07

大規模校から自由学園へ新鮮な驚きと発見の日々

自由学園は「生活即教育」という教育理念があり、偏差値にとらわれずに生きる力を養う教育を実践しています。同じ場所に幼児生活団(幼稚園)から最高学部(大学部)までがあり、一貫した教育を行っています。
2015年4月から同校の最高学部長を務める渡辺憲司先生は、前任が立教新座中高の校長であり、武蔵中高の教員経験もあります。また、立教大学をはじめ、他の大学でも教鞭をとられてきた教育のエキスパートです。多種多様な学校で教育に携わってきた渡辺先生の視点から、自由学園のほかでは経験できない良さについて語っていただきました。
「前任校は2千人近い生徒がいましたが、自由学園は中高合わせて400人前後ということで、それぞれの良さがあります。自由学園は一人ひとりに目が行き届くケアを複数体制ででき、とても丁寧。それが私にとっては新鮮でした」と話す渡辺先生。この丁寧なケアとは、先生方が主導で生徒に何でもしてあげるという意味ではありません。「基本的に生徒間で物事を解決させます。先生方は生徒の発達を辛抱強く見守り、自助能力、互助能力を自ら身につけていくように導いているのです。生徒が自分たちで学校やクラスをよくしていこうという姿勢は、時間はかかりますが、実践できています。そのせいか、いじめや他者の排斥が本校は少ない。本校の生徒はトラブルが起こっても、解決能力を持ち合います。先生が叱るだけの指導と比べ、生徒同士で解決できたという経験は、社会に出てからも、『自分たちの場所を自分たちでよくしよう』という協調性を培う原動力となります」(渡辺先生)

一番を争うのではなくみんなで助け合う

女子部の昼食。自分たちで作った食事を全員でいただく

女子部の昼食。自分たちで作った食事を全員でいただく

同校の特徴は何事も生徒全員で行うことです。「例えば、登山の行事は速く登ることを競うのではなく、ペースに合わせて全員が登ることを目指します。体の弱い子や歩くのが苦手な子は全員でフォローする。教員はもちろん、山岳医や学部の大学生も同行し、サポート体制を万全にして実施しています。また、女子部の昼食は生徒で協力し合って作ります。男子部は保護者が交代で作りますが、もちろん生徒も手伝います。掃除は業者を入れることなく、生徒たちが教室のみならず、庭も掃除し、植物の手入れもしています。本校の象徴ともいえる天然の芝生も生徒が交代で手入れをして維持しています。木や緑の多い学校は首都圏にもたくさんありますが、人工ではない本物の天然芝を生徒が管理する学校は珍しいと思います。さらに、一人ひとりの個性をしっかりと受け止め、丁寧な指導を行うことから、保護者が子どもを安心して送れる、そして子どもの伸び率が高い学校といえるのではないでしょうか」と渡辺先生。母校愛の強い卒業生も多いそうで、同校での学びや自治の経験は、人としての大きな成長が期待できそうです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

自由学園 男子部女子部 中等科
[学校HP]http://www.jiyu.ac.jp/
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15 Tel.042-422-3111
最寄駅/
「池袋駅」から15分。西武池袋線「ひばりヶ丘駅」から徒歩8分。西武新宿線「田無駅」から西武バス15分。JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」から西武バス30分。

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