中学生から参加できる多彩な留学プログラムが成長の契機に
海外で得た気づきが大きな成長につながる
桜美林の創立者は国際教育のパイオニアです。その意志を受け継いで、同校では留学プログラムの充実に力を入れています。中学３年生は12月にオーストラリア修学旅行に出かけますが、一足早く、夏休みに行われる短期留学に参加する生徒が毎年います。
国際支援をしているお母さんと、毎年のようにフィリピンを訪れている近藤さんは、「小学生の頃から行ってみたかった」というシンガポールのプログラムに参加。「いろいろな人種の人が当たり前に暮らしているのがいい。私ももっと語学力を磨き、いろいろな国を知って、いずれは海外からの移住者で困っている人を助けられる人になりたい」と力強く話してくれました。
同じプログラムに参加した野球部の谷合くんには、社会人野球の選手になるという目標があります。高校生になったら野球が優先になるので、「今年留学できてよかった」と言います。シンガポールでは英語でコミュニケーションを取る難しさを痛感。好きな洋楽から英語に興味をもち、英語の先生になるというもう１つの目標に向けて勉強に熱が入っています。
コリア語（中３からの選択授業／中国語も実施）を受講している髙橋さんと都築さんは、覚えたての言葉を使いたくて韓国へ。ネイティブの言葉が聞き取れず、仕方なく英語で話しかけると通じたことに感激し、「英語を身につけることの価値に気づいた」と口を揃えます。ホストファミリーや細花高校の生徒とは今もＬＩＮＥ上で英語でやりとりするほど仲良しになり、「また韓国を訪れたい」と目を輝かせています。
「桜美林のいいところはチャンスがたくさんあるところだと思います。国際交流もその１つで、毎年たくさんの留学生が来校します。留学先も幅広いので自然と海外に目が向きますよ」（近藤さん）
「入学した頃は留学なんてまったく考えていませんでした。チャンスを逃さずに、やりたいと思ったことをやってきたらすごく充実した３年間を送れたし、高校生活も充実させる自信がつきました。将来はＣＡになりたいです」（髙橋さん）
受験生の皆さんも、桜美林でやりたいことを見つけて先輩たちのように充実した中学校生活を送ってみませんか。
谷合くん 事前に学校でグループ学習を行い、シンガポールではリサーチワークでさらに深めて発表するというプログラムに取り組みました。現地の授業はすべて英語です。一緒に行った仲間とも英語で話すことの難しさを実感し、もっと勉強しなければダメだと思いました。今は知っている単語を増やすことに力を入れています。
近藤さん シンガポールはきれいな街という印象でしたが、そうではないところもあり、それは１つの発見でした。ホテルの人とのやりとりで自分の意思を伝えられなかった悔しさが、英語を学ぶ力になっています。ディナーは中華料理、シンガポール料理、マレー料理…といろいろな料理店に行きました。国際色豊かな国で、街に日本人がいても特別ではありません。そこに惹かれました。外国人と共生できる社会づくりにますます興味関心が深まっています。次はニュージーランドに行ってみたいです。
髙橋さん 韓国に着くとすぐにホストファミリーと会って各家庭に分かれました。韓国語は挨拶や相づちを打つ程度。初日に一番にお風呂に入ったらシャワーやお湯への切り替え方がわからず困り果てましたが、英語が通じることがわかってからはコミュニケーションが楽しくなり、どんどん仲良くなりました。辛いものが苦手で「I don’t like spicy food.」と伝え「OK」と返してくれたものの、料理はすべて辛かったです。それでも韓国が好き。細花高校は姉妹校なので、韓国で仲良くなった子たちがもうすぐ桜美林に来ます。再会を心待ちにしています。
都築さん ホストファミリーが親切で観光地の洞窟や海などいろいろなところに連れて行ってくれました。街は深夜まで賑わっていて韓国でてきた友だちと一緒に遊んだのはいい思い出です。桜美林は英語にすごく力を入れていて ネイティブの先生とも触れ合う機会が多く、韓国ではその成果を実感できました。同時に、海外の人と交流できる自分に成長を感じて自信がつきました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桜美林中学校
［学校HP］http://www.obirin.ed.jp/
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最寄駅／
JR横浜線「淵野辺駅」からスクールバス8分。徒歩20分。スクールバス総台数15台（5～10分間隔で随時運行）。「多摩センター駅」からもスクールバス有。