私学探検隊

いのちの大切さを学び、女性としての将来を考える

「重くて歩けない~!」
妊婦ジャケットの着用体験

妊婦ジャケット体験  妊娠8~9か月の妊婦が、どのくらいの重さを抱えて生活しているかを体験するため、全員が妊婦ジャケットを着用し、階段の昇降や靴下を履くなどの体験をしました。ジャケットを羽織るのもひと苦労で、班員と協力しながら取り組みます。「階段を下るときに下が見えなくてこわい!」「ゆっくりじゃないと歩けなくて大変」「曲がり角で、ぶつかってくる人がいないかドキドキする」など、その苦労を初めて実感した様子です。

妊婦ジャケット体験 
妊娠8~9か月の妊婦が、どのくらいの重さを抱えて生活しているかを体験するため、全員が妊婦ジャケットを着用し、階段の昇降や靴下を履くなどの体験をしました。ジャケットを羽織るのもひと苦労で、班員と協力しながら取り組みます。「階段を下るときに下が見えなくてこわい!」「ゆっくりじゃないと歩けなくて大変」「曲がり角で、ぶつかってくる人がいないかドキドキする」など、その苦労を初めて実感した様子です。

「マーガレットタイム」という総合的学習の時間を設けている相模女子大学中学部。「いのち」について考え、女性として生きる未来を思い描くさまざまな取り組みを行っています。
今回は、中学部3年生が取り組んだ「妊婦・赤ちゃんお世話体験学習」の様子をお伝えします。
「妊婦体験」では、妊娠8~9か月の妊婦の状態を経験するため「妊婦ジャケット」を着用し、階段を上り下りしたり、床に落ちたペンを拾ったりしました。「立っているだけで息切れする~!」「この状態が何日も続くなんて、母親ってすごい」「ゆっくりしか歩けない! 妊婦さんを見たら、道をゆずろうと思いました」などの感想が聞かれ、母親の苦労を知るとともに、社会の一員として妊婦に対してできることを考えるきっかけとなったようです。
「赤ちゃんのお世話体験」では、北里大学看護学部の先生方と、助産師専攻の学生を講師に招き、お腹のなかでどのように胎児が成長するのかを学んだり、胎動を再現できる装置を使用して話しかけたりさすってみたりといった、胎児との疑似コミュニケーションを体験。「こちらから話しかけると、反応してくれるのがおもしろい」「私もお母さんのお腹にいた頃、こんな風にさすってもらったり話しかけてもらっていたのかな」など、母のお腹の中で大切にされていたことを実感したようです。

自分の存在の大切さを知り自信を育んでほしい

新生児人形を使って抱っこやおむつ替えを学び、今後、マーガレットタイムでOGの赤ちゃんを招いて行われる、ふれあい体験に備えます。
担当の堤 真美先生は、「マーガレットタイム」「妊婦・赤ちゃんお世話体験」についてこのように話してくれました。
「普段の生活のなかでは考えることはないかもしれませんが、妊婦体験などを通じて、将来自分が母親になることに想像を膨らませながら、どのような人生を歩むのかを考えてほしいですね。また、将来に対して漠然とした不安を抱きがちなこの時期に生命誕生の奇跡を学ぶことで、自分の存在がかけがえのないものであること、多くの人から大切に育てられてきたのだということを知り、自信を持ってこれからの未来を切り拓いていってほしいです」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

相模女子大学中学部
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