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生徒がコーディネートして進めるラボラトリー

2019.07.18

各国で評価を得ているドルトンプランを中高一貫で実践する日本唯一の学校が、今年開校したドルトン東京学園です。同校の学びは、学習の目的、得るべき力、評価基準などが明記された「アサインメント」と、生徒が目的をもって時間を使う「ラボラトリー」が大きな柱となっています。今回はラボラトリーの時間を見学させてもらいました。

実体験からPDCAと協働の精神を培う

生徒が学びを深める時間として設けられたラボラトリーでは、英会話に励む、実験をするなど、生徒一人ひとりがアサインメントをもとに計画を立て自分自身で運用していきます。「今はスタート地点なので、練習のため教員が課題を与えましたが、回数をこなすごとに主導権を生徒に委ねていきます」と、理科担当の西川洋史先生が話すように、今回は地域探索がテーマ。生徒たちはグループごとに「調布の歴史」「野川から水を採取し、プランクトンを顕微鏡で調べる」「狸を探す」など目的を決めると、メンバーと相談しながら自分のパソコンを使って検索したり、先生に質問したり、それぞれ学びやすいスペースを確保してフィールドワークに向けた事前調査に励んでいました。
「いくら事前に調べても、実際外に出るとうまくいかないことがたくさんあります。失敗から学び計画を立て直す、目的を絞り込むなど内容を洗練させて2回目のフィールドワークに出ます。この再チャレンジが大きなポイントです」(西川先生)。2回実施する意図を先生方があえて説明しないことで、生徒たちはPDCAサイクルを体験的に理解する仕組みになっているのです。
今回のもうひとつのポイントはグループワークです。本来ラボラトリーはグループという制約はありません。しかし、これからの学びに備え、生徒が自由に設計できるラボラトリーでグループワークに取り組み、ドルトンプランの原理でもある「協働」の練習をするという目的も含まれているのだそうです。

自分の学びのために先生や施設を生徒が活用

今はまだ1年生だけでラボラトリーを行っていますが、新入生が入る来年は2学年、全学年が揃う5年後には全生徒でと西川先生は言います。「ラボラトリーを全学年展開することで、生徒は学校の施設すべてを利用できますし、『あの先生は授業をしているから聞きに行けない』ということもありません。さらに、中高生の協働も可能なため、学びを軸とした異学年コミュニケーションも生まれます」。
本格的なラボラトリーに向けスタートを切った生徒たち。そして生徒の主体性を尊重し、好奇心をアカデミックな方向へと導く先生方。学びの楽しさを知り、疑問や興味をとことん追求できる環境の中で、生徒がどのように成長していくのか楽しみです。

フィールドワークに向けてリサーチ中

p17_NLw1907-8_ドルトン_246ラーニングコモンズ、教室、アクティブスペースと、ラボラトリーの時間は自分の学びに必要な場所で学習します

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

ドルトン東京学園中等部
[学校HP]https://www.daltontokyo.ed.jp
〒182-0004 東京都調布市入間町2-28-20 Tel.03-5787-7945
最寄駅/
小田急小田原線「成城学園前駅」・京王線「つつじヶ丘駅」から小田急バス「NTT中央研修センタ」徒歩1分。「成城学園前駅」から小田急バス「成城八丁目」徒歩6分。

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