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自分自身の価値観にしっかりと向き合い、 進路を判断・選択させるキャリア教育

2019.07.18

螺旋階段のように悩みながら少しずつ高みへ

関東学院中学校高等学校では、大学進学のみならず、その後の将来も見据えたキャリア教育に取り組んでいます。キャリア教育を担当する武田剛昌先生にお話を伺いました。
「かつては、大学進学からその後の職業や働くイメージを結びつけることが比較的容易にできましたが、今の子どもたちでは、そうはいかないケースが増えていくと予想されます。一直線に将来のキャリア像を描きにくい中では、その都度『迷ったり悩んだり』しながらも、歩みを進めている感覚を持ってほしい。本校では図(キャリア教育SPIRAL PLAN)のようなキャリアデザインの考え方を生徒たちに示しています。『自分を知る』『社会を知る』『大学を知る』。これらはありきたりなことですが、ポイントは螺旋階段のようになっていることです。例えば『自分は何に興味があるだろう』という問いに対して、同じ人でも中学1年生と高校1年生で思うところは違うのではないでしょうか。さまざまな経験を積む中で考え方が深化していく。そういった感覚を大切にしてほしい。同じ問いでも、日々の経験から視点が変わることで、成長を実感できる。その感覚を中高で培い、未来に繋げてほしいと考えています」(武田先生)

普段の学校生活や行事などの体験を進路に生かす

バイオテクノロジーの本格的な実験も経験できます

バイオテクノロジーの本格的な実験も経験できます

「螺旋を描きながらも、少しずつ前進する。そのためにはさまざまな経験が大切です。そのため、『進路講演会』などのプログラムも充実させていますが、本校の一番の魅力は『何事にも挑戦できる環境』だと思っています」と武田先生は話します。
「例えば、進路指導室の横に猫の額ほどのスペースがあるのですが、最近そこに農園ができました。農園といっても野菜が植えてあるだけですが、これは生徒たちが自主的に活動しているものです。きっかけはあるクラス内でのちょっとした友人同士の会話で、誰かが『野菜を育ててみたい』と言い出し、それが実現してしまったのです。本来、農園に適する場所ではなかったので、生徒たちは詳しい教員を訪ね、まずは土作りから始めました。担任も楽しそうに見守っています。また、ある学年では、生徒たち同士の『何か名を残したい』という言葉をきっかけに、学年で『ギネスに挑戦』する企画が始動しました。これが意外と大変なようで、どの記録に挑戦するか、どう認定してもらうかなど四苦八苦していますが、その過程が成長に繋がるのだと感じます」
生徒だけではなく、先生方も日々の探究を大切にしています。「例えば、研修旅行では、これまで旅行後に『紀行文集』を作成していたのですが、もう少し何かできないだろうかと。そんな時に本校がお世話になっているJTBさんが『研修旅行での探究活動』の教材開発をされていることを知り、『では、一緒にやりましょう』と。これは東京学芸大学の森本康彦教授が監修されていて、アカデミックな立場からご指導をいただきながら、生徒たちに深い学びを体感させたいと考えて取り組んでいます」(武田先生)
同校は「何かやりたい。挑戦したい」という思いに対して寛容な学校です。「これは長い伝統からくる本校の懐の広さだと感じます。もちろん、安全安心があってのことなので、そこは確保しつつ、できるだけ主体性を大切にしています。生徒の取り組みは、それが失敗でもいいのです。自分で『やりたい』と思った経験を積めば、また考え方が深化する。そうやって、この学校を巣立っていけば、先を見通しにくい社会であっても、時に迷い悩みながらも、確実に歩みを進められる人間になれるのではないでしょうか」と武田先生。逞しく成長して同校を巣立った卒業生たちは、在学中の経験を生かし、さまざまな方面で活躍しているようです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

関東学院中学校
[学校HP]http://www.kantogakuin.ed.jp
〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台4 Tel.045-231-1001
最寄駅/
京急本線「黄金町駅」徒歩5分。市営地下鉄BL「阪東橋駅」徒歩8分。

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