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中学・高校の3学年で生徒全員がiPad持参で授業
板書や小テストが効率化、宿題提出もオンラインで

2019.07.18

長年の試行調査を経て満を持してiPadを導入

共立女子中学校は、1886年に、女性が自立し社会人として職業に就くことを目的とする「共立女子職業学校」としての生い立ちをもちます。
2019年、中1、高1、高2の生徒全員にiPadを導入しました(来年度には全学年)。私物として各ご家庭で購入してもらう形になっているので、生徒たちは「自分のもの」として毎日家に持ち帰りますし、家でも「勉強道具」として使用します。学校に申請さえすれば好きなアプリをダウンロードすることも可能です。
学校内に専門の業者が常駐する「ICTサポートセンター」もつくりました。機器を使用するうえでのトラブルに、いつでも個別に対応してもらえます。

iPadが授業中の生徒と先生のコミュニケーションを変える

高校1年生の世界史の授業を見学しました。担当は菊地裕文先生。様々な形でiPadを活用します。電子黒板に映写された教科書に先生がマーカーを引く。先生が板書した、時代ごとに変化する地図を、時代ごとに各自がiPadで写真に撮り、保存する。そうすることで、時系列での変化が比較できます。既習事項を確認する小テストを、先生のiPadから各自のiPadに送信し、生徒たちがiPad上で解答を記入し、返信するという活動も行われていました。いちいち小テストを配付して回収する手間が省けますし、その場で生徒の定着度を見ることもできます。
さらに、菊地先生は、授業で使用するプリントをベースとした音声による解説動画をインターネット上にアップして、生徒たちがいつでも授業の振り返りや予習をできるようにしています。iPadとインターネット環境さえあれば、どこでも教室さながらの勉強ができるのです。

小テストの点数が授業中にリアルタイムに集計される

生徒たちに配られているオリジナルテキストと同じものを電子黒板に映写し、授業を進める。

生徒たちに配られているオリジナルテキストと同じものを電子黒板に映写し、授業を進める。

次に高校3年生の化学の授業。担当は高梨裕樹先生です。オリジナルのテキストを電子黒板に映写し、電子ペンでキーワードを記入したり、図解したりしながら進めていました。
生徒たちはそれを見ながら、手元のオリジナルテキストに重要事項を書き込んでいきます。一通りの説明を終えたところで高梨先生が「問題演習に行きたいと思います」と言うと、生徒たちはそれぞれのiPadを取り出し、カメラアプリを起動して、オリジナルテキスト上にあるQRコードを取り込みました。すると、iPadの画面に問題番号と選択肢が書かれた解答フォームが表れます。オリジナルテキスト上にある確認問題に、iPad上で解答するのです。すべての問題を解き終わって送信ボタンをタップすると、瞬時に採点され、クラス全体の正答率などの解答状況が、電子黒板に映写されたグラフにリアルタイムに反映されます。それを見て「ああ、18番でみんな間違っているね」などと言いながら、間違いの多いところを中心に解説します。
iPad導入後、宿題の提出も、iPadからの送信で完了するケースが増えました。クラスや部活動の連絡事項も、iPadを連絡手段として使用します。実社会において、スマホやタブレット端末があっという間に人々の振る舞いを変えたように、学校内における生徒たちのコミュニケーションや表現方法も柔軟に変わっていくことでしょう。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

共立女子中学校
[学校HP]http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/index.html
〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2-2-1 Tel.03-3237-2744
最寄駅/
地下鉄「神保町駅」下車徒歩3分。地下鉄「竹橋駅」下車徒歩5分。JR「水道橋駅」「御茶ノ水駅」徒歩15分

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