私学探検隊

講習、チューター、タブレット、プログラミング充実した学習サポートを学内で提供

未来を見据え、6年間の中高一貫教育の利点を生かして、特色あるカリキュラムを創り上げている駒込中学・高等学校。中学は2コース。高校から「国際教養」と「理系先進」の2つの専門性の高いコースに分かれる「国際先進コース」。そして、中高の枠を取り払い、各教科の中で相互に関連する内容を取り上げ先取り指導などにも取り組む柔軟な学びを提供する「本科コース」があります。どちらも基礎を定着させ、ペアやグループでの活動、個々の発言や発表を重視し、主体的学習を促すアクティブ・ラーニングを実践しています。

東大生も多い現役学生チューター在中

東大生のチューターも多い学習サポートセンター

東大生のチューターも多い学習サポートセンター

駒込の学習サポートは、授業の中だけにとどまりません。通常の授業より少し上のレベルに挑戦する希望制の「特別講習会」、定期テストの振り返りが必要な生徒には「指名補習」、そして中学生全員を対象とした夏休み5日間の「夏期講習会」と、これまでも充実のプログラムでした。
しかし、今年5月からはさらに「学習サポートシステム」がスタート。月曜から土曜日まで、放課後に現役大学生が5人も滞在し、勉強の質問に答えてくれるのです。
「(大学生の待っている)学習室に行くのは自由参加にしていますが、スタート当初から予想以上の利用がありました。学内で立ち寄れることもあって1日平均50人くらい訪れます。部活の前や後、試験後の振り返りなどちょっとした時間を上手に見つけて、生徒たちは活用しており、いい手応えを感じています」と本田靖教頭先生。中には、毎日通い続けている子もいるといいます。
「少しでも、子どもたちのモチベーションになればいいなと思っています。試験後は、先生からその子にあった課題を持たせて行くことを勧めることもありますし、全校で導入しているタブレットの『スタディサプリ』の活用なども取り入れ、様々なリソースを互いに活用していきたいと思っています」

新しい挑戦や興味を!プログラミングも学内で

生徒たちが自分で興味を持って自主的に物事に取り組める機会を与えることに、駒込は積極的に取り組んでいます。今年もう一つ新しく始まるのは、「プログラミング講座」です。
放課後に週1回無料で希望者が受講できるこのプログラミング講座は、今人気の習い事にもなっているスクラッチのプログラミングを学校で学ぶことができるのです。
「これからはIT人材が必要だと言いますが、まずは体験してみて興味を持ってもらいたいと思っています。しかし技術習得だけでなく、論理的思考や集中力、問題解決への試行錯誤する力、工夫する力へもつながっていきますよね。先生や友達と相談し、コミュニケーションをとることで新しい解決策も見つかるかもしれない」。本田先生はこの講座を始める理由をそう話してくれました。
多くのことを試し、そして失敗し、また取り組んでみる。駒込での6年間は、そんな試行錯誤を恐れずたくさん経験できる6年間であってほしいと願っているのです。
「子どもたちに学んだり、試行錯誤したり、新しいことに出会ったりできる機会をできるだけ多く与えてあげたいのです。方法論がたくさんあることを知ってもらい、世の中に出て壁にぶつかっても、次の選択肢を考える力を今のうちに育ててあげたいですね」(本田先生)
新しいことにトライできるカリキュラムや環境、そして悩んでもサポートしてくれる先生や仲間が待っている駒込のあたたかさを、ぜひ一度体感しに来てください。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

駒込中学校
[学校HP]https://www.komagome.ed.jp/
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-6-25 Tel.03-3828-4141
最寄駅/
メトロ南北線「本駒込駅」徒歩5分。メトロ千代田線「千駄木駅」・都営三田線「白山駅」徒歩7分。JRなど「池袋駅」から都営バス「駒込千駄木町」。

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