Netty Land(ネッティランド)「私立中高一貫校の魅力」がわかる教育情報サイト


  • ログイン
  • Myページを作る

生徒たちが自ら学び、社会に行動を起こす新しい教育!

2019.11.05

毎週のクロスカリキュラムでSDGsを実践につなげる

毎週水曜日、中1向けに2時間通してのクロスカリキュラム授業を今年からスタートした新渡戸文化中学校。これからの時代で幸せに生きる力を身につけ、社会問題への行動を起こしていける人「ハピネスクリエイター」を育てることが、現在改革を進めている新渡戸文化中学校の目標です。その実現には、自走するために不可欠な基礎知識を身につける「Core Learning」、教科を超えてプロジェクトを起こすための「Cross Curriculum」、実際の社会課題の解決にテクノロジーや企業との連携を駆使して取り組むPBLを超える「Challenge Based Learning」の3つのCのスパイラルを軸に授業を展開しています。
授業の中心はSDGs(持続可能な開発目標)。国連が提唱する世界を変えるための17の目標であるSDGsが、いかに自分の理想とする未来を実現するために必要なのか考えていきます。SDGsは、自分の未来設計をし、幸せな暮らしを送れるかどうかを図る世界共通の物差しになるのです。
「社会はこれからどんな動きをするのか。人生100年時代となる長寿命社会、気候変動、AIの導入など、現在の時流から未来を読み解く力も必要になります」(山藤先生)
授業では、SDGsを説明しながら社会課題と理科の学びが実際にどんな分野でつながりがあるかなど付箋を引く授業を最初にします。その後は外部の様々な専門家や活動をする人たちを招いて話を聞いたり、ワークショップを行ったりしていきます。無理な発表やゴールを最初から決めることはしません。
山本先生は言います。
「生徒たちには自分で考え、実際にソーシャルアクション(社会を変える行動)を1つでも起こしてほしいですが、それも時期や締切はありません。中1では、1年を通してSDGsのイメージを絵にしてほしいと伝えてありますが、それをすでに描いた生徒もいますし、まだ悩んでいる生徒もいます。生徒には時間をかけていいこと、それぞれのペースでいいことを伝えてあります。完成しなくても、途中でもいいし、ヘルプを求めてもいい。その結果に対して自分の能力や方法を模索したり、増やしたり、俯瞰したりすることことが自然と必要になります。失敗に寛容な環境をつくっていってあげたいです」

保護者や地域と一緒に作り上げる学校

こうした新渡戸文化中学校の新しいスタイルの授業は公開授業として見学可能になっていたり、保護者や地域の方が参加できる勉強会や外の先生たちとの研究会を開いたり、新渡戸の学びは大きく外に扉が開かれています。山藤先生は、生徒たちに6年間で100人以上の大人に出会い、つながっていってほしいと話します。
「学内外での学びをリアルに社会につなげるためには、たくさんの大人とつながり、答えのない課題の解決に一緒に取り組む必要があります。発表して終わり、ではなく、社会問題の解決へのアイデアを実際に行動に起こし、地域や世界に向けて発信していくところまで6年間でチャレンジしてほしいのです」
さらに、学内の学びを保護者や地域の方に理解してもらい、協力を得ることも不可欠だと話します。
「新渡戸の生徒たちは、もう解決したい社会課題などを見据えて卒業することになるでしょうから、偏差値や大学名に左右されて進学するのではない道を選ぶかもしれません。起業する子や、グローバル企業に就職する子、海外に出る子もいるでしょう。新渡戸での6年間で、非認知能力がしっかり身につきます。そうしたこれまでとは異なる可能性を保護者の方にも理解していただくためにも、より一層、蜜なコミュニケーションを大事にして、一緒になって子どもたちを育てていきたいですね」
来年度は、さらに様々なテーマで3Cを軸にした授業を展開できる先生たちが新渡戸に加わる予定です。一生を通して学び続け、社会を変えるアクションを起こせる人を育てる新渡戸に、ぜひ一度足を運んで実際に体験してみてください。

SDGsワークショップ

p26_NLw1910_新渡戸_211

1学期のある水曜日のクロスカリキュラム授業。SDGsについて外部から講師を招いて、いかに学校や地域や企業と連携して社会問題解決を図るか、ワークショップを通して体感していきます。5、6人で1グループになり、町内会長や社長、ボランティア団体の代表、学者、そした中学生という役を割り振り、互いのSDGsに関する悩みや協力方法を検討。生徒たちは真剣に話し合い、どんどんと具体的なアイデアが飛び出しました。

三重フィールドワーク

夏休み中に小5、中1、短大生と幅広い参加者が校内から集まり、2泊3日で三重県へ。現地で長く続いている定置網漁業では、実は獲った魚の90%が廃棄やミンチにして格安で売られ、正式な商品になっていないということを知った生徒たち。自然と自分たちから「捨てられる魚の調理法を動画にして紹介しよう」「文化祭でも販売しよう」「直売の流通ができないか」などアイデアが出て、そこからアクションが現在進行中で起こっているそう。

オーガニックTシャツプロジェクト

アースデイ東京2019で都内の中高生が協力し、オーガニックコットンTシャツを制作。そこに参加した中3の生徒が「文化祭や体育祭で揃える大量のTシャツをオーガニックコットンと、環境に優しいデジタルプリントにしたい」と提案し、学内外へ発信中。さらに自分たちでオーガニックコットンを育ててきた中2は企業にも取材をし、使用生地の切れ端を再利用するSDGsお守りを考案。今年の文化祭で販売予定!

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

新渡戸文化中学校
[学校HP]https://www.el.nitobebunka.ac.jp/
〒164-8638 東京都中野区本町6-38-1 Tel.03-3381-0124
最寄駅/
メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩6分。メトロ丸ノ内線「新中野駅」徒歩7分。JR中央線 総武線・メトロ東西線「中野駅」徒歩15分。「中野駅」からバス「杉山公園」「鍋屋横丁」徒歩7分ほか。

この学校の詳細情報を見る
バックナンバー

あなたのお気に入り学校リスト

Myページを作るとあなたのお気に入りの学校を登録し、学校の、最新情報をメールで受け取ることができます。

Myページを作る