私学探検隊

生徒たちがハッピーな学園生活を送れるよう数々の学校改革を推進

2015年に赴任されて以来、積極的に学校改革を進めている大井俊博校長先生。数々の改革に込められた大井先生の想いとその成果、そして、これからのビジョンについて語っていただきました。

アクティブラーニングと英語を昭和学院の目玉に

学校改革の一環として、2020年度より制服も一新。校内の雰囲気がより明るく華やかに。

学校改革の一環として、2020年度より制服も一新。校内の雰囲気がより明るく華やかに。

大井先生が赴任されてまず考えたのは、昭和学院の特徴をつくることだったと言います。
「本校はクラブ活動が有名ですが、学業面でも目玉をつくりたいと思い、私の前任校の都立両国高校・両国高校附属中学校で成果を上げていたアクティブラーニングの導入と、英語教育の強化を実施しました」
アクティブラーニングは昭和学院の先生たちにとって初めての試み。そこで大井先生は職員会議をアクティブラーニング形式で行い、先生たちにアクティブラーニングを体感してもらうと同時に、授業に対する意識改革を図りました。
「今では、生徒を惹きつけ、生徒のためになる授業はどのようなものかを、教員一人ひとりがつねに意識し、教員同士で話し合うようになりました。おかげで生徒たちは楽しそうに授業に参加していますし、コロナ渦のオンライン授業でも工夫を凝らした授業が見られました」
一方の英語については、オールイングリッシュのアクティブラーニングや、ネイティブ教員とのイングリッシュキャンプなどを導入。さらに中学3年間の英語教育の集大成となるのがオーストラリア語学研修です。
「中3の生徒全員でオーストラリアに行き、ホームステイしながら現地の学校で本場の英語を学びます。現地の生徒やホストファミリーと交流するなかで、自分の英語がどれくらい通用するのかを確認できる貴重な機会です。生徒たちにとっては、良い思い出にも大きな刺激にもなるでしょう」
また、市川市内の英語のスピーチコンテストで昭和学院の生徒が優勝するなど、英語教育の成果は着実に上がっています。
「“昭和学院に入れば、確実に英語が身につく”ということが、現実のものになりつつありますね」

いろいろなパワーを持った生徒が集まる学校に

創立80周年を迎えた2020年度より、新たなコース制を導入しました。
「新コースは、生徒が将来の目標を早く見つけ、本校の6年間でその土台を育むために設けました。たとえば、英語が好きで、将来は英語に関わる仕事をしたいのであれば、国際感覚の育成をめざすインターナショナルアカデミーコースに入学することが近道になります。もちろん、まだ目標が定まらない生徒や、途中で新たな目標を見つける生徒もいるでしょうから、2年に一回、コース変更を可能にしています」
また、入試方法も多様化しています。従来の2科4科入試に加え、マイプレゼンテーション入試や適性検査型入試、帰国生入試などを採り入れ、さらに算数1科のオンライン入試も実施予定です。
「入試の種類を増やしているのは、さまざまな個性やパワーを持った生徒に来てほしいからです。本校の6年間で持ち前のパワーに磨きをかけ、また同時に新たな出会いから別のパワーも生まれてくるでしょう。そして、それらが化学反応を起こして、また新しいパワーが生まれてくる。そうしてどんどんパワーアップしていってほしいと思います」
最後に、改革を通じてどんな昭和学院にしたいかをお聞きしました。
「生徒が目を輝かせながら、ハッピーな学園生活を送る。先生たちもハッピーな気持ちで生徒たちを支えていく。それが引いては安心・安全な学園生活につながっていくものと思います。生徒もハッピー、先生もハッピー。そんな学園生活を送れる昭和学院でありたいと思っています」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
[学校HP]https://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 Tel.047-323-4171~5
最寄駅/
JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「京成八幡駅」徒歩15分。「本八幡駅」「京成八幡駅」・北総線「東松戸駅」から京成バス「昭和学院」。

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