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女子校から共学校へ! 「答えを求める学び」から 「問いを持つ学び」への変革

2021.07.01

2021年4月に共学校として生まれ変わった光英VERITAS中学校。「真理こそ最上なり」Optima est Veritasというラテン語から取り入れた校名には、光り輝く個性を大切にして、英知に富んだ人材を育てる決意が込められています。共学化を推進した川並芳純校長先生に同校の学びについて伺い、男子生徒を迎えた新学期の生徒たちの様子を中1学年副主任の松本美紀子先生に伺いました。

地球を守る自覚と実践力を備えた次世代リーダー育成

新たなスタートを切った光英VERITASが目指す教育目標は、「地球(人・社会・自然)を守る自覚と実践力のある次世代リーダーの育成」と川並校長は話します。
「本校は『人の育成』に主眼を置く学校です。ではどのような人を育てるのか。それは、人・社会・自然(環境の保持)に貢献する、実践力のある人。地球規模の貢献に対する自覚と実践力を本校で身につけ、リーダーとして世界に羽ばたいていく若者です。
その土台となるのが、〈メソッドとしてのヴェリタス・トルネード・ラーニング〉〈ツールとしてのICT教育〉〈マインドとしての小笠原流礼法〉です。
本校独自の教育メソッド『ヴェリタス・トルネード・ラーニング』は、①テーマ設定→情報収集→分析→②課題発見→話し合い・考察・解決策の策定→③発表→表現(プレゼン)→④プロセスの評価・振り返り、というプロセスを繰り返し行います。
課題発見から課題解決を繰り返す探究学習のサイクルを重ねるうちに、生徒は一つの学びが新たな学びに繋がっていることに気づくでしょう。
つまり、『答えを求める学び』から『問いを持つ学び』への変革です。
そうやって基礎の定着と応用力の向上を図り、大きく渦を巻いたトルネードのように生徒の『学ぶ力』を上昇させていきます。これら3つの土台を支えに、グローバル社会で生かせる『英語グローバル』や、自らの問いを持つ『理数サイエンス』の学びを強化していきます。
共学化によって、男子生徒と女子生徒が互いに刺激を受けながら影響し合い、学びを向上させていくでしょう。そして、思いやりの心と日本文化を学ぶ『小笠原流礼法』を精神的支柱に、多様な個性を認めて高めあう協働性を育んでいきます。
そして、光英VERITASで得た学びを、将来のキャリアに繋がる進学の動機付けにしてほしいと考えています」

礼法の思いやりの心で多様な個性を認め合う

初めて男子生徒を迎えた新学期の様子はどうでしょうか?
「上級生の女子生徒も、予想以上に共学という新しい学校生活に順応しています」と、1学年副主任の松本美紀子先生は話されます。
共学1期生となる新中1生は3クラス。男女比は4対6でやや女子生徒の数が多いものの、真新しいブレザーの制服に身を包んだ中1生と、従来のセーラー服の中2・中3生が行き交う、活気に満ちた光景が広がっています。
もちろん、昨年まではなかった場面に遭遇することもあります。男子ならではの熱気を感じるのは昼食時。全校生徒が礼法に沿って一斉に「会食」する従来のスタイルも、昨年9月から自分の好きな席で食べるカフェテリア方式に変わっています。
「昼食時に急いでカフェテリアに向かう男子の食に対する熱意はすごいですね。メニューは生徒が運営する栄養管理委員会で統括していて、男子向けにボリューム満点の新しいメニューも増えました」
部活動も、サッカー部や卓球部、野球部(高校)、模擬国連部、ディベート部が新設されました。
「一番人気は陸上部。女子中心のダンス部に男子が入部するなど、部活動も活性化しています。シンクロに力を入れている水泳部は、男子を積極的に勧誘したいようです」
男子の元気なエネルギーが加わって女子の頑張りもアップ。「学校全体がキラキラとやる気に満ち溢れています」と松本先生。
「本校にはもともと、上級生が下級生の面倒を見る“聖徳イズム”が浸透しています。高校生のお姉さんが率先して中1男子をナビゲートしている姿を見ると、本校には性差に関係なく友情を育める環境がすでに備わっているのだと感じます」
その根底に、全校生徒が6年間学ぶ「小笠原流礼法」(週1回1時間)があることは言うまでもありません。礼法の基本は、思いやりの心の育成です。小笠原流礼法はもともと武家の作法として続いてきた歴史があり、男子生徒も女子生徒と同じように美しい立ち居振る舞いを学んでいきます。

自ら「問いを持つ」探究的な学びで応用力を伸ばす

ヴェリタス生の1日は、一人1台所有のiPadを起動させることから始まります。iPadを活用した課題提出や情報共有で、格段に学びがブラッシュアップされてきました。ICTスキルを活用して各教科学習に「問いを持つ」探究的な学びを取り入れています。
理数サイエンス分野は、正しい答えを求める基礎学習に留まらず、自ら「問いを持つ」学習へと展開していきます。理科では7つの実験教室を持つ充実した環境の下、探究的な学びを生かした実験や自然観察などの機会を増やしていきます。数学でもiPadを活用して、論理的思考力、発想力、想像力などを鍛え、理論に基づいて表現する能力を養います。
英語グローバル教育にも多彩なプログラムを用意しています。英語を「自分の言葉」として自在に使いこなす力を身につけるために、iPadの「英語多読」で多くの英文に触れ、iPadを通じたマンツーマンのオンライン英会話も行っています。
また、放課後から夜7時まで集中して自習できる「ヴェリタス・アフタースクール」を開設。東京大学や千葉大学医学部の大学生チューターが常時5~7名常駐し、学習面のフォローだけでなく、進路や悩みを相談することもできます。
こうした生徒一人ひとりに対応するサポート体制を整えることによって、地球規模で考え、行動する次世代リーダーを育んでいきます。

共学進学校として、新たなスタートを切った光英VERITAS。
2021年度から始まった男子生徒の入学が、女子や学校全体に変化をもたらし、新しい化学反応を生み出していくでしょう。
「ヴェリタス生がどんな伝統を作り上げていくのか、とても期待しています」と松本先生。教員もファシリテーターの役割を守りながら、生徒の変化に寄り添い、より深い学びを共有します。まさにワクワクドキドキ。生徒も教員も日々、冒険心でいっぱいです!

ワクワクドキドキ!
「ナビゲーションキャンプ」で新しい学びを実践

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ナビゲーションキャンプに参加したヴェリタス1期生たち。

光英VERITASの学びのスタイルや学校生活について学ぶために、3日間にわたって行われた新入生向け「ナビゲーションキャンプ」。初日はお箸の使い方や挨拶などの礼法に始まり、男女混合チームでじゃんけんゲームなどのレクリエーションが中心。緊張気味の空気がほぐれた2日目は、英語と数学の探究ナビゲーション授業体験です。光英VERITASでこれから学ぶ探究学習の入門編の後は、校内探索を兼ねたウォークラリー。各チームのスタート順を紙ヒコーキの飛距離で決定しました。どうすれば長く飛ばすことができるか真剣に話し合っていました。クイズ形式の中に課題発見と課題解決という学びのスタイルを取り入れたプログラムで、生徒たちはワクワクしながら光英VERITASの新生活をスタートさせました。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

光英VERITAS中学校
(2021年4月から旧聖徳大学附属女子中学校より校名変更)
[学校HP]https://www.veritas.ed.jp/
〒270-2223 千葉県松戸市秋山600 Tel.047-392-8111
最寄駅/
北総線「北国分駅」「秋山駅」徒歩10分。JR「松戸駅」「市川駅」から京成バス20分。

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