私学探検隊

一人ひとりの個性を大切に育み、好きなこと、得意なことを進路に!

多様性を認め、夢に志を立てて実現する

駒込中学校高等学校は、一人ひとりの個性を大切にしながら希望の進路へと導く、手厚い指導に定評のある学校です。進学実績も年々難関大学への合格者が増加し、中学から入学した多くの卒業生がGMARCH以上の大学に進学しています。また、芸術系、スポーツ系などのさまざまな進路にも卒業生を送り出しています。高校からは「国際教養コース」、「理系先進コース」、「特S・Sコース」に分かれますが、中学ではそのための基礎作りである「国際先進コース」として、幅広い分野をバランスよく学びながら希望や適性を見つけ、専門性を高めていきます。
「検索サイトによると、今年は都立高の難関である日比谷、西、戸山の私立併願に本校がそれぞれ1位になりました。中学入試は募集人数の10倍近い受験者数となりましたが、偏差値がそれに伴わないままとなっているので、今後、各塾と協議していく予定です」と校長の河合孝允先生。目安として日能研模試で各教科平均点をとれる学力が必要になります。
「本校は多様性を認める学校として人気があります。『好きこそものの上手なれ』といいますが、好きな科目を伸ばした結果、他教科も伸びて難関大学に合格した生徒もいます。ただ夢を持つのではなく、例えば医師になりたいなら『発展途上国の人々を救いたい』などの志を立て、それに沿った学びのできる生徒を育てています」と河合先生は話します。

STEM教育を実践する理系先進
現在、SSHにも申請中!

最先端のSTEM教育を実践する理系先進コース

最先端のSTEM教育を実践する理系先進コース

同校の理系先進コースは最先端のSTEM(Science=科学、Technology=技術、Engineering=工学、Mathematics=数学)教育を実践しています。身近な問題を発見し、解決案を実装するためのものづくりに取り組み、多くの生徒が外部コンテストにも積極的に参加しています。装置のプログラミングを考え、3Dプリンターで部品を製作したり、使用したことのないセンサーを用いるなど、それぞれが創意工夫をして研究発表を行います。例えば、昨年度の高3の生徒は聴覚障がい者も音楽を楽しめるように「音楽を振動に変える装置」と「叩くと光る太鼓」を作りました。音を可視化するプログラミングを考えた結果、叩く強さによって光の強さが変わる太鼓を作ることができました。この生徒は国公立大学の理系学部に進学。「STEMの授業を通して学んだことを大学の研究にも生かしていきたい」と話しているそうです。同校は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の令和4年度認可に向けて準備を進めています。実現すればますます充実した理系教育を受けることができるので、今後が楽しみです。

受験生へのメッセージ
花はひとり咲き 
 ひとり散るのではない

駒込中学校 校長 河合孝允

小高い丘にのぼり暮れなずむ街(まち)を俯瞰(ふかん)する。一つまたひとつ、家々の窓に明かりが灯(とも)されていく。やさしい灯火(ともしび)、静かな灯火(とも しび)、華やいだ灯火(ともしび)、それらは皆(みな)異(こと)なっていても、かけがえのない大切な生命(いのち)の輝(かがや)き。やがて、その輝きはひとつの光のロンド(輪(わ))となり、天空(てんくう)に至(いた)り星が生まれる。学ぶとは想いを胸に刻(きざ)むこと。コロナ禍(か)の今、君はどのような想いを胸に勉強していますか!
駒込中学は芸術家を目指して芸大、美大、音大を目指す生徒、人工知能時代の研究者を目指して東大の大学院を目指す生徒、野球やサッカーに純粋に打ち込んで活動する生徒、それぞれが大空の綿雲のように自由に学んでいる。ここには皆さんの夢を笑う人はひとりもいない。皆さんは未来からの来訪者!
君の計算すんだかい 僕の実験今すんだ 窓を開ければまねくよに 白もくれんがゆれている 駒中いいな うん いいな (駒中の歌)
駒中創立時の学園顧問(こもん)は日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一子(し)爵(しゃく)です。その理想が、友だちを大切にする自由で平等な「温かな精神」として、駒中に流れているのです。皆さんの入学を校門を大きく開けて待っています!

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

駒込中学校
[学校HP]https://www.komagome.ed.jp/
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-6-25 Tel.03-3828-4141
最寄駅/
メトロ南北線「本駒込駅」徒歩5分。メトロ千代田線「千駄木駅」・都営三田線「白山駅」徒歩7分。JRなど「池袋駅」から都営バス「駒込千駄木町」。

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