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「自律的な学習者を育成する」 中学から新教育課程スタート!

2021.11.02

今年創立80周年を迎えた桐朋は、さらに新たな時代を見据え、4月から中学校で新教育課程をスタートしました。文部科学省の新指導要領の改定を受け、さらに桐朋では独自に先生たちが定期的、そして継続的に学びがどうあるべきか議論を重ね、見直しを続けてきました。
「自主・敬愛・勤労という本校の教育目標を軸にこれまでも学びの実践を行ってきました。しかし、時代が変わる中で改めて生徒に6年間で培って欲しい力を考え、何年もかけて教師全員で一から学びをデザインし直しました。それが、“自ら考え・動くことのできる自律した学習者の育成”を目指す、桐朋の新教育課程です」
約4年間中心となって教育課程を作り上げてきた中学教務主任の中山健一先生は話します。
「もちろん必要な知識を教えることは重要ですが、教師が手取り足取りすべてをサポートすることが生徒にとって良いとは限りません。自ら立てる、自主自律できる学習者に育っていってもらうためには、6年間のどこかで補助輪を外してあげないといけない。すべてを教え込むのではなく、彼らが自走するためのステップに、これまで以上にエネルギーをかけてあげる。それが結果的に、生徒一人ひとりが将来、民主的な社会づくりに自主的に取り組める人になってくことにつながるでしょう」
学びの主体を常に“生徒”におき、真摯に取り組む先生たちの思いが形になった、この新課程。中身を見てみましょう。

■5つの領域

学びを深めるには教科で分けるのではなく、独自に領域を5つに分けそれぞれが繋がり相互作用し合うように学びを実践していきます。
①哲学②数学③自然科学④社会科学⑤学際的思考です。
「例えば社会や理科で学んだ内容を、英語で関連文章を読んで議論したり、国語で考えをアウトプットして書いたり、と教科の枠を越えたつながりで学ぶこともできます」
これにより物事への視点も増え、接点に気づき、広く深く見つめたり、自分の思考を組み立てたりすることができるようになっていきます。

■週34時間授業へ

これまで週35時限あった授業数を、34時限にし、平日は毎日6時限までに統一します。
「生徒たちはリズムを保った生活ができるとともに、その時間を使って生徒たちが新たな世界に触れたり、個別の学びや興味を深めたりできる機会ができます。これまで以上に外部の方を招いた講演会や興味を深めるような特別講座、さらに希望者向けに少し高度な単元への挑戦講座や、逆に補習が必要な生徒への個別対応もできるようになりました」
学ぶべきことが増えたと言われる時代ですが、IT技術の進歩や導入により、授業時間を減らしても学び自体は広げたり深めたりできるようになりました。桐朋では、授業削減で生徒たちに新たな学びの可能性を増やしていきます。

■6年後、そしてその後を見据えて
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桐朋では、高校でも必修科目は文系理系混在したHR(クラス)で行われます。そこに高2から数学、地理歴史、公民、理科の選択方法が変わり、高3ではさらに選択が増えます。自分の興味や進路に合わせて十人十色の選択肢が可能な一方で、多彩な仲間が同じクラスで刺激し合える高校生活。今回の新教育過程は来年高校でも順次導入されますが、そんな一人ひとりの力を伸ばす環境がさらに広がることでしょう。
地に足をつけて、しっかり学習の土台をつくる中学の3年間。そして自らの課題を認識し、改善を繰り返しながら「個」を確立していく高校の3年間。この桐朋での6年間を通して、生徒たちは「対話」と「創造」を大切に、自律的な学習者へと成長していきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桐朋中学校
[学校HP]https://www.toho.ed.jp/
〒186-0004 東京都国立市中3-1-10 Tel.042-577-2171
最寄駅/
JR中央線「国立駅」・JR南武線「谷保駅」徒歩15分。
「国立駅」「谷保駅」から立川バス「桐朋」または京王バス「桐朋学園」。

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