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自ら探して選ぶ、本をしっかり読む授業が育むもの

2022.05.23

12万冊の蔵書を誇る「第三教育センター」
市川中学校には、第三教育センターと呼ばれる図書館があります。家庭を第一教育、学校を第二教育と位置づけ、自ら進んで学ぶことを第三教育とし、その柱となる施設である図書館が第三教育センターです。約12万冊の蔵書があり、毎年2000冊以上の書籍が新たに加わる充実の内容。読書をするだけではなく、パソコンが設置されていたり、学習スペースがあったりと、まさに自主学習のための施設になっています。
2021年度から中学1年生が第三教育センターを使った授業を行っています。毎回テーマを決め、それにあった本を国語科教諭、図書館司書が選出し、それを元に生徒たちが自分で本を選び、自由に読むという授業。これは「リーディングワークショップ」と呼ばれるもので、教員が本を読んでいる生徒ひとり一人を見ながら、カンファレンスを行います。国語科の大澤和仁先生は「つまらないと思ったら途中で本を変えても構いません。強制し過ぎず、しっかり読むことを大切にしています。教師は生徒たちそれぞれがどんな本をどう読んでいるか、好みなどを見極めアドバイスをしています」と話します。

国語科の大澤和仁先生と、第三教育センターでの授業は楽しみだと いう2021年度1年8組の生徒のみなさん

国語科の大澤和仁先生と、第三教育センターでの授業は楽しみだと
いう2021年度1年8組の生徒のみなさん

生徒にとって身近な場所「読む」ことが習慣になる
この授業を受けている生徒にとって、新たな読書体験につながっているようです。「受験では入試に関係するものしか読んでいなかったので、新しい分野に触れられました。文化について書かれたものに興味が出ました」(遠藤雄介さん)。また、「授業では普段読まないジャンルの本を読む機会になっていて、新しいことを知ることができます」(高橋伶欧さん)という意見も。
教科書の内容に合わせたテーマを設定することもあり、「普段あまり読まないエッセイを読んで視野が広がりました。授業でエッセイを書く時の参考にもなりました」(米田翔音さん)という声もあります。「自分が読まないジャンルに挑戦でき、例えば評論文などテストに出たときも解きやすくなったと思います」(廣田真子さん)と、様々な文章に触れることが授業や試験で生かされているようです。
読んだ本については、必ず授業の最後に振り返りを行っています。「ただの読書ではなく、教員が介入しきちんと振り返りを行うことがリーディングワークショップ。普段、生徒たちが手に取らないようなジャンルもテーマに挙げ、広く興味を持って本を読む習慣をつけてくれたらと思います」と大澤先生。この1年で貸し出し図書数は約2倍に増加。授業を通じて、第三教育センターが生徒たちにとってより身近な存在になっているようです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

市川中学校
[学校HP]https://www.ichigaku.ac.jp/
〒272–0816 千葉県市川市本北方2–38–1 Tel.047–339–2681
最寄駅/
京成本線「鬼越駅」徒歩20分。JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」、JR武蔵野線「市川大野駅」、JRなど「西船橋駅」〔直通バス(登下校時のみ)〕からバス「市川学園」「市川学園正門前」。

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