私学探検隊

恵まれた施設環境で向上心を育み、 協働性や責任感を養うクラブ活動を奨励

目標に向かって努力する向上心を育む場として部活動を奨励している玉川学園中学部・高等部では、約7割の生徒が多彩なクラブに所属しています。61万㎡の緑豊かなキャンパスに整備された充実の施設も魅力です。

人工芝の専有グラウンドで文武両道を目指すサッカー部

左から、柘植海人(かいと)くん(北里大学医学部1年)、藤原日太郎くん(高2)、荒井海渡(かいと)くん(高3)。ナイター完備の人工芝グラウンドが魅力だった。

左から、柘植海人(かいと)くん(北里大学医学部1年)、藤原日太郎くん(高2)、荒井海渡(かいと)くん(高3)。ナイター完備の人工芝グラウンドが魅力だった。

6~12年生まで部員数約50人のサッカー部は、記念グラウンドの一角を専有しています。練習制限があったコロナ禍では、「体幹を鍛える基礎トレーニングの動画をオンラインで配信しました」と昨年度副部長の柘植海人くん。練習用の動画を探す班、練習メニューを考案する班、部室掃除班などを作り、各自が役割分担しながら、部活動のモチベーション維持を工夫しました。
今春、北里大学医学部に進学した柘植くんは受験勉強と部活動を両立させるため、往復3時間かかる通学電車を有効活用。「座ると寝てしまうので、立ったまま英単語などの暗記時間に当てていました」。今はスポーツドクターを目指して勉強中です。
新部長を引き継いだ荒井海渡くん(高3)は、生物の体の仕組みに興味があり、玉川大学農学部に進学希望。SSHプログラムにも参加していて、「共鳴」をテーマに研究・発表に取り組んでいます。そんな頼もしい先輩たちから「LINEで勉強を教えてもらうこともある」と新副部長の藤原日太郎くん(高2)。「敬語も忘れるほど、全学年を通して仲が良いことがサッカー部の強み」と話します。「部活動にも積極的でタイムマネジメントができる生徒は、成績面も優秀な傾向があります」と、サッカー部顧問の大澤誕也先生と小山裕也先生。
部の目標は応援されるチーム・人になること。「目標達成のためには試合の成績だけでなく、勉強もちゃんとやろうと声かけをしています」(荒井くん)。

未経験者大歓迎!チアダンス部の先輩がマンツーマンで教えます
昨年度全国大会5位入賞のチアダンス部も、コロナ禍に悩まされたクラブの一つです。「大会前に1週間だけ特別に全体練習ができました」(元部長の岡部葵さん)。
強豪部ですが、意外にも未経験者が多いそう。「未経験者は体が硬い人が多く、柔軟体操に苦労するようです」(岡部さん)。最初の1か月は柔軟体操など基礎作りに専念し、ジャンルごとに踊りが異なるチアダンスのコツを先輩がマンツーマンで後輩に教えるのが部の流儀です。
新入生歓迎会のパフォーマンスを見て入部した内田楽々さんも、未経験者の一人でした。高3でペガサス祭のチームリーダーを務め、踊りの構成から衣装、選曲など1年がかりで準備をする中で、「仲間と作り上げる楽しさを学び、チームワークや責任感の大切さを実感した」と話します。
チアの技術を向上させるだけでなく、人として成長できるように、クラブ活動を通して生活面の礼儀やマナーを身につけ、人間力を向上させています。また、挨拶を欠かさないなど、礼儀も大事にしています。
新入生に伝えたいチア部の魅力を尋ねると、岡部さんは「家族以上に一緒にいる時間が長いので絆が強まり、充実した時間を過ごせる」、内田さんは「先輩が熱心に教えてくれるので、未経験者でも安心。部活動で培ったことが将来きっと役に立つ」と、それぞれ話してくれました。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

玉川学園中学部
[学校HP]https://www.tamagawa.jp/academy/
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