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イノベーションマインドで人生を切り拓く言語技術教育、11年目の深化

2022.07.22

建学の精神を守りながら進化を続ける伝統校
幕末から明治にかけて日米貿易を切り拓いた実業家、森村市左衛門により創設された森村学園。100年以上もの歴史をもつ同校では、創立者の志を大切にしながら未来志向型教育を推進してきました。今年度からはそのネクストステップである、「イノベーションマインド」の育成へと深化。「アカデミックマインド」「グローバルマインド」「テクノロジーマインド」の3つを柱に、予測困難な未来を強くしなやかに生きる力を高めていきます。
今回はアカデミックマインドのひとつである言語技術教育をご紹介します。

卒業生も有用性を実感 言語技術教育
「子どもたちの力を伸ばす森村ならではの教育を」との思いから始まった言語技術教育には、母語である日本語の「読む」「書く」「聞く」「話す」「考える」の5つのスキルを磨きながら、分析力、論理的・批判的思考力、表現力などを高めるという特長があります。この言語技術を初めて学んだ1期生が、今春大学を卒業し社会へと歩みを進めました。そこでアンケートを実施したところ、回答者の9割以上が学んでいてよかったとの結果に。中でも大学入試の小論文や面接で役立ったとの声が多く寄せられました。
「正直『始めてよかった』とほっとしました。スタート時は『言語かぁ、必要だと思うんだけど……』というネガティブな雰囲気も一部の生徒に見られたので、悪印象が残っているのではと心配していたんです」と、言語技術部門リーダーの花村友美子先生。また、斉藤康晴先生と浅沼藍先生は、「卒業後も多くの場面で使っていることが我々にも嬉しく、在校生の励みにもなります。言語技術は英語スキルにも通じているので、今後、留学に行けるようになったら、現地でどのように活かせたか聞いてみたいです」「卒業生が学んでいた頃は週1時間の授業でしたが、こんなに覚えていたんだと驚きました。週2時間授業を受けている今の生徒たちは、さらに活用の幅が広がっていくでしょうから、楽しみです。また、気持ちのこもった回答が多く、授業で悪戦苦闘した分、思いも大きいのかなと感じました」。

独自の指導法を確立しさらに学びを広げていきたい
今年度からは、より深い学びに繋げ、育んだスキルを大学受験でもしっかり役立てて欲しいと、中学1~3年だった期間を高校1年までにと延長。「導入から11年目を迎えます。当初の担当者は国語科の一部の教員でしたが、現在はメンバーも増え、さらに理科や美術にも指導者が広がりました。第2ステップとなるこれからの10年で、さらにカリキュラムと指導法を充実させていきたいと考えています。また、本校の教員全員が言語技術を教えられるよう広げていきたいですね。欲を言うなら、全国の国語教育で根付いて欲しいなと思っています」と、花村先生は笑顔で話してくださいました。

卒業して実感した言語技術教育の力

文字に起こす際に「大きいものから捉える」という考え方は、物事を正確に認知するために必要な能力です。この「思考の順序」は価値のある学びでした。

ゼミのプレゼン発表やディベートの際、特に役立ちました。沢山の情報を必要な時に伝えることができるのも、言語技術の知識や経験があったからです。

今後の社会のニーズに対して必要なものだと思うため、この学習が学園以外でも広がって欲しい。

「わかりやすく人に話を伝える」ことは、頭の中を整理することと同義だと思います。このスキルを体系的に学ぶことができる、素晴らしい授業だったと感じています。

卒業してから1番役立ち、活用できている授業です。文系理系問わず、どこに行っても言語技術は活用できると思います。

「レポートや論文を書く上で、目的と結論の不一致、論理的に導かれた結論でなければ認めてもらえません。学ぶ機会を与えていただけたことに感謝しています。

 

言語技術教育のカリキュラム例

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[問答ゲーム]問いに対して回答者は「結論・根拠・まとめ」というパラグラフ構文で答えます。自分を客観視し、明確な根拠を基に意見を組み立てる力が養われます。さらに質問者は相手の言葉を聞く力、的確に質問する力の訓練になります。

[空間配列の説明]伝えるべき項目を整理し、説明順序を分析した上で、明快な説明文を組み立てます。

[丸本]年間3冊の小説について本格的なテクスト分析をします。客観的な根拠を取り出し、物語の構造、視点、設定、人物などを議論しながら分析。さらに課題に対して論証文を書きます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

森村学園中等部
[学校HP]https://www.morimura.ac.jp/
〒226-0026 神奈川県横浜市緑区長津田町2695 Tel. 045-984-2505
最寄駅/
東急田園都市線「つくし野駅」徒歩5分。JR横浜線・東急田園都市線「長津田駅」徒歩13分。

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