私学探検隊

探究力、発信力を高める「ニコル・プロジェクト」と英語&第二外国語で、世界標準の教育を!

創立130年以上の伝統ある神田女学園ですが、その教育はまさに「革新」。多様性に満ちた世界の中では、自分自身を語り、相手を理解し、社会を変えるために発信できる人が求められます。「深い知識と広い教養を身につけた品格ある個人へ」と成長させる教育が、神田女学園で実現しています。
今回はその軸となる「多言語教育」と「リベラルアーツ教育」を紹介します。

英語&第2外国語でセカイにジブンを語る力を

少人数・習熟度別英語クラス

少人数・習熟度別英語クラス

神田女学園の多言語教育は、多彩そのものです。英語は、少人数制、習熟度別の授業に加え、放課後にはネイティブの先生とのマンツーマン英会話が無料で受け放題。ネイティブの先生が担任、日本人の先生が副担任についたり、他の教科が英語で行われたりすることもあります。
中3から第二外国語をフランス語、韓国語、中国語の中から選択し、トリリンガル教育も行っています。
さらに希望者は、短期~長期の海外留学やダブルディプロマの取得や、海外大学教育協定校制度により40校以上の提携海外大学に進学も可能です。第2外国語での国際交流も盛ん。
「学内には、英語の先生以外でもバイリンガルやトリリンガルの先生がたくさんいます。海外大学で美術を学んだ先生による授業、韓国人の先生による理科など、生徒にとって母国語も外国語も扱うロールモデルが身近にいます。話す内容、伝える力、プレゼン力など語学を使って何を語るのか、それを学内の生活から体感し学ぶことができます」と英語科の星野みのり先生。
中学生は、2月には英語でのプレゼンテーション・ショーケース(発表)が行われ、生徒たちの発表力を発揮できる機会にもなっています。
中3終了時には、ほぼ全員が英検3級以上取得し、中には2級や準1級保持者も!高い会話力で2次の面接試験合格率も95%以上を誇っています。

社会の最適解を探究5年間のプロジェクト
もう一つの大きな学びの軸が、「教科を超えた学び」と「実社会とのつながりを理解する学び」を実現するための「リベラルアーツ教育」です。中でも代表的なのが、実社会の最適解を探究するための学びを実践する『ニコル・プロジェクト』。
中1から高2まで自分たちでテーマを決め、疑問→仮説→検証→討論→発表とプロセスを経ながら中1~高1は発表、高2は論文執筆まで行います。
「中学生は基本的にグループワークで行い、少しずつステップを踏みながら探究の学びを身につけていきます。フィールドワークも必ず行われ、各テーマに合わせた施設、企業、研究者、自治体などを自分たちでアポを取り訪問し、インタビューもします」と教務部探究担当の江森華子先生。
取材に伺った高2の授業では、このプロジェクトの立ち上げから尽力されてきた、岡山理科大学のダッタ・シャミ先生がゲストに登場。ダッタ先生は、日本の国際バカロレア教育の第一人者でもあります。「リサーチクエスチョンがなぜ必要か」「テーマに対して自分できちんと質問を立てられるかが、これから社会に出ていく上でもいかに重要か」と生徒たちと対話していました。
「テーマを変えるか継続するかは自由ですが、高2まで5年間プロジェクトに取り組むことで生徒たちの学びも探究もレベルが自然と上がります。大学レベルの研究になることもあり、推薦入試で高く評価されることも多いですね」(江森先生)。

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それぞれの興味や個性、夢に合わせてチャレンジできるプログラムが盛りだくさんの神田女学園。さらに生徒たちの可能性を広げようとサポートしてくれる先生たち、切磋琢磨し合える一生モノの友人たち。この6年間で生徒は大きく成長し、世界に飛び出していくでしょう。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

神田女学園中学校
[学校HP]https://www.kandajogakuen.ed.jp/
〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6 Tel.03-6383-3751
最寄駅/
JR・都営三田線「水道橋駅」、メトロ半蔵門線・都営新宿線 三田線「神保町駅」徒歩5分。
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