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第一志望大学合格にこだわる英語の麴町学園女子 生徒の興味・関心の幅をさらに広げるアクティブサイエンス

2022.07.22

英語4技能教育の先駆けとして、独自の英語指導メソッドであるアクティブイングリッシュを導入し、「英語の麴町」として注目を浴びてきた麴町学園女子中学校。生徒の「自己肯定感」を高めるひとつの仕掛け、という位置づけでもある英検の成果も飛躍的に向上し、現在では約7割の生徒が英検の2級以上を取得して卒業しているそう。また、海外大学の合格実績も飛躍しています。そんな同校がこだわるのが、第一志望の大学への進学。2022年度より同校の校長に就任した、堀口千秋先生は「これまで麴町学園が大事にしてきた思い、積み上げてきた成果をさらに進化させていきます。本校が掲げている教育ビジョンは『豊かな人生を自らデザインできる自立した女性』を育てることです。このビジョンを実現するためには、生徒自身が学びに対して前向きであることがとても重要です。私は校長として、たとえ苦手な教科であっても、とにかく子どもたちに「学ぶことの楽しさ」を知ってもらえる教育を行い、生徒一人ひとりが、イキイキと自分の夢を語ることができる、そんな学校にしていきたい」と、いいます。そうした思いを実現するための象徴的な取り組みのひとつが、昨年度より同校が導入したアクティブサイエンスです。その取り組みについて、理科教員であり、同校の校長でもある、堀口先生にお話を伺いました。

「気付く力」が生徒の可能性を無限に広げる

アクティブサイエンスの授業の様子

アクティブサイエンスの授業の様子

麴町学園女子のアクティブサイエンスは、6か年のうち中学の3年間で行う理科の授業プログラムで、本取り組みが目指すゴールは、同校の教育ビジョンである「豊かな人生を自らデザインできる自立した女性」の育成を体現することです。
「アクティブサイエンスの授業では、『まずは自分で考えるという習慣をつける』ことをひとつのアプローチとして重視しています。そのため、授業で扱うテーマは、身近な事象や事物を中心に、教科書には答えが載っていないものも扱います。用語や定理を覚える、ということを中心に据えた教え方をしてしまうと、生徒によってはどうしても理科に対する苦手意識が芽生えてしまうことがあります。アクティブサイエンスでは、まず生徒に興味・関心を持ってもらうことから始め、生徒の『もっと知りたい』『もっと学びたい』という意欲を引き出し、日常へと学びが繋がっていくような授業の終え方ができるように工夫しています。今、世の中は便利なものであふれており、そこに疑問を持つ、気づく、ということが一昔前と比べて難しくなっているといえます。この当たり前に気づく、という感覚は生徒が学びの楽しさを知るために、とても重要なポイントになります。アクティブサイエンスの授業を通して、理科の領域だけに限らず、何が生徒自身にとって本当に興味があることなのかを見つけてもらうことができれば、アクティブサイエンスの第一段階は成功だと思っています」(堀口校長)
その上で、堀口校長はこう続けます。
「実際に、学ぶことの楽しさを知るきっかけは、理科に限らず、他のどんな教科の中にも転がっています。好きな教科があれば自信がつき、それ以外の教科も頑張ることができるようになります。ここではアクティブサイエンスの取り組みを中心に紹介をしましたが、もちろん、どの教科の教員も、全員がそうした思いを持って、指導にあたっています」(堀口校長)

「認められる」環境が生徒の主体性を伸ばす
「本校では、生徒が主体的に学びに向かう姿勢を育むために、生徒の『自己肯定感』を高めるためのアプローチについても気を配っています」と副教頭の田邊先生は言います。
「生徒の『自己肯定感』を高めることは、自分にもやればできる、という気持ちを芽生えさせ、未知の領域にも思い切って足を踏み出す勇気に繋がります。これは、予測が困難な今の社会においては、とても重要なマインドです。自分には無理かもしれない、と自己の限界を決めてしまうと、生徒自身の可能性を極端に狭めてしまうことになります。本校では、生徒と教員との関わり方はもちろん、アクティブイングリッシュや本校独自のキャリア教育『みらい科』など、様々な取り組みの中で生徒の自己肯定感を高めることを意識した指導を行っています。特に大事にしているのが、『生徒の意見や行動ひとつひとつを、認めること』です。全ての指導は、まずこの『認める』ということから始まります。難しいのは、だからといって、『全てを受け入れていい』という訳ではない、ということです。生徒の意見や行動を認めながら、生徒自身が目指そうとしている方向に合わせて、適切に促していく必要があります。ここが、我々教師の力の見せ所です」(田邊先生)
「例えば、みらい科という取り組みの中に、生徒が高校1年生から2年生の2年間で、自分の興味・関心のある事柄について探究し、1万字の論文を書き上げる『みらい論文』というものがあります。論文を書き上げるために、本校では生徒が立てたテーマを追究するための時間として、ゼミ形式の授業を行っているのですが、テーマは生徒によって本当に多様です。一見、表面的に思えるようなテーマでも、私たちは絶対に否定することはしません。私たちにも何が正解なのかは分からないからです。『なぜそう考えたのか』という思考の過程を論理的に整理し、説明してもらいながら、生徒と一緒になってそのテーマについて考えることが大事です。このように、自分の発想が認められ、教師も一緒になって考える、という環境が、生徒の主体性向上に繋がっているのではないかと思います」(田邊先生)
今年度より新たに堀口先生が校長に就任し、麴町学園の魅力は、さらに磨きがかかっていきそうです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

麴町学園女子中学校
[学校HP]https://www.kojimachi.ed.jp
〒102-0083 東京都千代田区麴町3-8 Tel.03-3263-3011
最寄駅/
メトロ有楽町線「麴町駅」徒歩1分。メトロ半蔵門線「半蔵門駅」徒歩2分。JR・メトロ南北線丸ノ内線「四ツ谷駅」、JR・メトロ南北線 有楽町線・都営新宿線「市ヶ谷駅」徒歩10分。

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