私学探検隊

教育理念である「和」の精神に基づき、部活もみんなで目標に向かう同校。今回は、花形クラブの代表として、バトン部と吹奏楽部を紹介します。

部活動も中学生と高校生が、一緒に活動します

「バトンが好き、ダンスが好き、音楽に合わせて体を動かすことが好きな仲間と楽しく活動しています!」

聖徳大学附属女子は人を思いやり、優しさに満ちた人間関係を築いていく「和」の精神を教育理念としています。
たとえば、お昼には全校生徒と先生方が食堂に集まり、毎日会食をします。たとえば掃除は1年(中1)から6年(高3)まで各学年一人ずつのチーム「友和班」を組み、協力しあって行います。
このような学校生活のなかで、自然に上級生は下級生の面倒を見るようになり、下級生はその先輩の姿を見て学んでいくのです。
中高一緒に毎日行われる部活も、みんなで「和」の実現に向けて努力します。

バトン部は一見華やかに見えるけれど、とことん真剣に取り組みます

バトン部では、入部を決める前の新入生が体験参加し、緊張した面持ちで先輩から教わっている姿が印象的でした。
可憐なユニフォームにかわいいポンポン。美しさも大事な要素で、一見華やかに見える競技ですが、側転など体操の要素もあるし、バトンの扱いも一つ間違えばケガにつながります。笑顔を見せながらも、美しい動きをつくり出すために、みんな真剣そのものです。
毎年「バトントワリング全国大会」を目指していますが、チーム出場だけではなく、個人で「全国共通技能検定」にもチャレンジしています。
ちなみに、同部は大会だけではなく、赤羽や三田、巣鴨などで地域起こしのパレードにも参加して、華を添えています。

音楽大好き女子、吹奏楽部に集まれ!先輩が優しく教えてくれます

練習を中断して集合してくれた吹奏楽部のみなさん。「楽器初心者でも大丈夫。みなさん、待ってます!」

吹奏楽部も伝統のクラブの一つです。本格的な楽器が豊富にそろっているので、新入生は「私、これをやってみたい!」と目を輝かせます。
割り当てられるのではなく、最初は一人ひとりが好きな楽器を手に取るのですが、そのうち生徒自身が楽器と自分の相性に気づいて替えることも。そんな時も顧問の先生はもちろん、先輩がアドバイスしてくれます。
同部は千葉県代表として「吹奏楽コンクール全国大会」に進出したこともありますが、ベルギーで行われた「ヨーロッパ青少年音楽祭」で優勝、そしてアメリカのディズニーランドで開催された「オール・アメリカン・フェスティバル・コンテスト」では見事グランプリを獲得という、まさに世界を股にかけた輝かしい経歴をもっています。
6年(高3)の部長、伊地知愛菜さんは「自分に素直になれる学校です。音楽が大好きな人にとっても魅力的だと思いますので、お待ちしています」と、受験生にメッセージを送ってくれました。

聖徳大学附属女子中学校
[学校HP]http://www.seitoku.jp/highschool/examination/junior_info.php
〒270‐2223 千葉県松戸市秋山600
☎ 047‐392‐8111
最寄駅/北総線「北国分駅」「秋山駅」徒歩10分。JRなど「松戸駅」、JR総武線「市川駅」からバス「聖徳学園入口」ほか。登校時間のみ「聖徳大学構内」から学園直通バスあり。