中1:春季校外課業(2)
本日は、各学年で行われている春季校外課業のうち、1泊2日の宿泊行事となった中1の2日目の様子をご紹介します。
2日目も晴天に恵まれた中、生徒たちは胎内樹型の見学とほうとう作りを行いました。今回見学した胎内樹型は、富士山の噴火により流れ出た溶岩が樹木を取り込み、その樹木が燃えている間に溶岩も冷えて固まり、結果として燃えつきた樹木の跡が空洞として残ったものです。今回宿泊したホテルの周りにも小さなものはいくつかありましたが、人が入れるほどの大きさのものがしっかりと残っているというのは珍しいそうです。それでもさすがに270名が一度に見学をできる場所ではないので、ほうとう作りの前後でクラスを入れ替えて見学しました。
ほうとう作りはほとんどの生徒が初めてでしたが、手分けをして包丁やピーラーを使いながら食材の準備をし、かまどで薪をくべながら火の管理をし、食器の準備をし、よいチームワークを発揮していました。野菜をしっかり煮込んで、味噌で味を調えて、最後にほうとうを加えて再び煮込み、完成となりました。自分たちで作ったほうとうはおいしく、どの班もみんなで残さずに食べていました。
片付けもしっかりと行い、来たときと同じようにクラスごとにバスに乗り込んで新宿へと帰りました。ゴールデンウィーク中でしたが渋滞に巻き込まれることもなく、おおよそ予定通りの時刻に新宿付近で解散しました。