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学校からのお知らせ

東洋大学京北中学校2020.10.15

2021年度受験生への校長メッセージ7号

【向上門(こうじょうもん)と向下門(こうげもん)】
  私は東洋大学京北中学校の校長をしている石坂康倫(いしざかやすとも)と申します。
2学期制の本校では、10月5日より、通常通りの体制により後期が始まりました。
また、8月末より、来校していただいての学校説明会を行っています。ただ、万が一のことを考えて、来校人数を制限しての実施としていますので、動画配信による学校説明会によって本校の情報を得てくださっている方も多いと思います。予約がすぐに一杯になってしまう状況の中ではありますが、興味関心を持ってくださっている方には、是非ともご来校いただき、本校の雰囲気や生徒たちの様子をご覧になってほしいと思っています。

今回は、「諸学の基礎は哲学にあり」という本校の建学の精神に基づいて、将来的に本校が目指す哲学教育の方向性を示しながら、受験生の皆さんにエールを送ります。
本校の創立者である井上円了先生が書かれた本に『奮闘哲学(ふんとうてつがく)』というものがあります。その奮闘哲学には、向上門(こうじょうもん)と向下門(こうげもん)があると説かれています。哲学の向上門は、「相対より絶対へ」であり、理論門(理論)です。一方、向下門は、「絶対より相対へ」であり、実際門(応用)です。真理を探究する道が向上門、真理を応用する道が向下門です。この向下門がなければ、哲学も研究者の自己満足にとどまり、それでは意味がないというのです。少し分かりやすく説明すると、向下門が目的であり、向上門はそれを実現するための手立てであるということです。
今の皆さんは、志望校への合格と入学が目的であり、そのために毎日工夫して勉強に励んでいます。まさに今は、その時です。しかし、皆さんの真の目的は「より良く生きる」ことではないでしょうか。
ここからが、私の考えになります。学校説明会でもお話ししていますが、私たちが学ぶ究極の理由は、「幸せ」になるためです。その「幸せ」は人を幸せにすることができてこそ得られるものであると私は考えています。自分だけが幸せであるということではありません。受験に成功すれば、ご家族、親しい友達、学校や塾などの先生方が喜んでくれて本当の満足が得られます。そのことを、もっと広く考えてみると、次のようになります。世の中には、多くの悩みを抱えている人たちがいます、社会には多くの解決すべき課題があります。私たちは、人の役に立ってこそ自分の存在に大きな意味がありますし、社会に貢献してこそ自分の存在により大きな意味があります。本校では、そのような視点を持って学び、考えて解決する生徒、そして行動する生徒であってほしいと願って教育活動を行っています。
本校の目的は「本当の教養を身に付けた国際人の育成」です。そのための心がけは「正礼し 正礼し 尽瘁すれば 不可無く 良生なり」です。
今回の内容は少し難しかったかもしれませんが、このような本校への入学を目指して、頑張り通してほしいと思っています。一人一人は皆異なります。そして、一人一人の存在自体が意味あるものです。そうならば、より良い人生を送るために、今は頑張って力を身に付けてください。
そんな皆さんを教職員一同が待っています。頑張れ、受験生!
                                     2020年10月17日
                                   東洋大学京北中学校
                                   校長 石 坂 康 倫

2021年度受験生への校長メッセージ7号

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