授業を通してありのままの久我山に触れてほしいという思いで、受験生参加型のイベントを実施！活気あふれる１日に
今年も夏休みに受験生が授業を体験できる参加型のイベント「授業体験 in Kugayama」が開催されました。このイベントは、学校見学や相談会を中心とした「オープンスクール」から発展したイベントで、今年で４回目。受験生が授業を体験できるのが特色です。
各教科の先生がとっておきのテーマで授業を構築。多くの受験生（低学年から参加できます）とその家族を迎えて、全19講座（８教科＋女子特別講座＋パネルディスカッション）を、キャンパス各所で実施しました。中１から高２の有志生徒も、授業の助手や校内の案内、パネルディスカッションの企画などに積極的に名乗り出て、イベントをサポートするとともに、参加者と笑顔で触れ合いました。
入試広報部長の三戸治彦先生は、このイベントの目的をこう語ります。
「学校生活の中心となるのは授業です。本校の教室で、本校の教員が行う授業に参加していただくことで、入学後の学校生活を具体的にイメージできると思います。本校の教員と触れ合い、人となりを知っていただくことで、久我山という学校をより身近に感じていただけると思います」
参加者の方からは「（パネルディスカッションが）正直な内容で、子どもは親近感が湧いたと思う」「生徒たちの姿から、学校の雰囲気が良いのだなと感じた」「（授業に参加して）高校生のお姉さんが優しく教えてくれたので、とても嬉しかった」などの感想をいただきました。イベント中に見かけた、あるいは実際に触れ合った在校生の姿に、我が子の成長した姿を重ねた方も少なくないのではないでしょうか。
９月には体育祭、11月に文化祭があります。同校は都内でも珍しい「男女別学」の学校ですが、学校行事は男女が力を合わせて行います。
「中高６ヶ年の大切な時期に、将来を生き抜く力をしっかりと身につけるために、学習はもちろん、部活動にも各種行事にも全校生徒が一生懸命取り組むのが本校の特色です。ぜひ一度、本校に足をお運びいただき、生徒たちが生き生きと活動している姿をご覧ください」（三戸先生）
授業体験 in Kugayama
パネルディスカッションは、中１から高２の生徒が企画し、参加者の方々の前で学校生活や中学入試にかかわる内容について赤裸々に語る、毎年恒例の企画です。今年も男女のパネリストが「男女別学」などをテーマに意見を述べました。
理科「試験管の中を雪のように舞い降りる結晶」
水に物質を溶かして試験管の中で結晶を作る、化学分野の実験講座です。受験生は「本当に雪のように舞い降りるの？」と興味津々。熱心に取り組んでいました。
国語「拝啓 かき氷のおいしい季節ですが」
メールをはじめSNS全盛の今こそ、手紙の良さを実感して欲しいという思いで開講しています。受験生は手紙の書き方や作法を学び、家族に向けて感謝のお手紙を綴りました。
書道「文字でアート！」
様々な書体で楽しく作品を作る書道講座です。受験生はうちわに文字を書いたり、大きな紙にみんなで文字を書いたりして、自分らしく表現することの楽しさを存分に味わっていました。先生手作りの落款や、使った筆のプレゼントも好評でした。
理科「テバーランドへようこそ」
身近な食材で体のつくりを明らかにする講座です。受験生はハサミで手羽先を開き、手羽先にもとう骨、尺骨など、人間の骨と同じ名前の骨があることを学びました。
「中学1年生、大いに語る！」
入試を体験して間もない１年生は、自身の学習ノウハウや失敗談、受験生へのアドバイスなどを実感たっぷりに話しました。多くの方を前にして緊張もあったと思いますが、一生懸命話す姿が印象的でした。
「授業体験 in Kugayama」の真っ最中に、甲子園出場をかけた西東京大会の決勝戦が行われました。講堂で映像を流すと、生徒だけでなく、イベントに参加している受験生親子のみなさんも授業の合間に訪れて、熱心に観戦していました。思いが届き、野球部は28年ぶりに夏の甲子園出場を果たしました。本戦では全員野球で見事に初戦を突破（甲子園での勝利は春夏通して初）。「甲子園で校歌を」という積年の思いを果たした野球部は、次の目標を掲げて新チームが練習を始めています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
国学院大学久我山中学校
［学校HP］https://www.kugayama-h.ed.jp/
〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1 Tel.03-3334-1151
最寄駅／
京王井の頭線「久我山駅」徒歩12分。京王線「千歳烏山駅」から関東バス10分「国学院前」。JR中央線総武線「三鷹駅」から京王バス「御嶽神社」徒歩３分。