第26回全日本高校・大学ダンスフェスティバル 特別賞受賞!
8月に開催された「第26回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」で、横浜富士見丘学園のダンス部が「特別賞」を受賞しました。
このフェスティバルには全国から87の高校が参加しています。そのうち40校が決選に進み、競いました。その結果、「感性にあふれたすぐれた動きのテクニック」が評価され、特別賞を受賞しました。
プログラムのテーマは母の嘆きや愛
ダンスの甲子園とも呼ばれる全日本高校・大学ダンスフェスティバルで特別賞を受賞した横浜富士見丘学園のダンス部は、部員数94名を誇る、同校の中では一番大きい部活動です。
「ダンスの題材選びから振り付けまで、全て生徒たちが話し合って決定しました。
自分たちで試行錯誤を繰り返しながら決定するという過程そのものを大切にしています。
また、踊るのは生徒たち自身のため、与えられた題材ではなく、自分たちで表現したいと思った題材を踊ることが表現力にも繋がっていると思います」と語るダンス部顧問の木村美絵子先生。
今回特別賞を受賞したダンスの題名は「幻影~ルドヴィシの石棺に刻み込まれた母の想い~」です。ルドヴィシの石棺は、ローマ時代に戦死した息子の死を悲しんだ母親が造らせたもので、実際にローマ博物館に展示されています。
ダンス部部長の松永樹里香さんは「我が子を思う母親の嘆きや愛を伝えることが一番難しかったです。半年間、みんなで一生懸命練習をしました。
3年前に先輩たちが特別賞を受賞されていたので、私たちも絶対に入賞しようという目標を持って頑張ってきました。結果を残せたことが本当にうれしいです」と語ってくれました。
人として大事なことを学べた6年間
中学時代にも部長を務めた松永さんの印象を木村先生にうかがいました。
「後輩からも先輩からも信頼されていて、人格も技術も素晴らしい生徒です。でも、全体をうまくまとめられないときには、あえて厳しく指導することもありました。
みんなで一つのものを創り上げる協力体制を見出すことの大変さを実感したのではないかと思います」(木村先生)
「大会の練習をしている時に、木村先生に注意されている後輩の様子を黙ってみていたら、木村先生に『見捨てるな』と叱られたことが今でも心に残っています。
自分は何をやっているんだろうと思い、それからは後輩の面倒をしっかり見て、指導をするようにずっと心がけています。
ダンスの技術はもちろん、先生、コーチ、部員のみんなに人として大事なことを教えてもらいました」(松永さん)
ダンス部の特別賞受賞と共に、地理研究部も快挙を成し遂げました。8月末に行われた「第5回全国高等学校鉄道模型コンテスト」(於:東京ビッグサイト)で、「モジュール部門」(参加校数112校)で全国1位の「最優秀賞」を受賞しました。
盛んな部活動は、充実した6年間を過ごせるかどうかの重要なポイントの一つでもあります。
活気に充ち溢れた横浜富士見丘学園に、ぜひ一度足を運んでみてください。
横浜富士見丘学園 ダンス部の活動 | |
部員数: | 前期生(中学生)39名 後期生(高校生)55名 |
活動日: | 前期生(中学生)週3~4日 後期生(高校生)週5~6日 |
主な戦績: | 第20回神奈川県高等学校ダンス新人大会 優勝 第22神奈川県高等学校 ダンスコンクール 2位 第65回全国中学校 ダンスコンクール 準入賞 3位 ほか、多数入賞 |
顧問の木村先生からのメッセージ | |
ダンスが好きな方はぜひ一度本校へ見学にお越しください。 |
横浜富士見丘学園中等教育学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ed.jp/
〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
☎ 045-367-4380
最寄駅/相鉄本線「二俣川駅」徒歩12分。