ドルトン東京学園中等部・高等部
イカの解剖に見るドルトンの経験主義
今日の1年理科はホタルイカの解剖。生徒達は小さなホタルイカを真剣に見据えて、ピンセットとハサミで解体し、観察しております。
手先の器用な生徒がイカの口、食道、胃などを綺麗に並べて見せてくれました。失敗しても何度でもやり直しOK。失敗からの学びはとても有効です。
他人が解剖しているのをただ見ているのと自分が解剖するのとでは大違い。組織を切っていくときの手の感触や、自分の目で内臓を観察することのできる''経験’’が学びに与える影響を、大切にしています。
生徒は各自が責任をもって解剖しますが、困ったりわからなかったりするとお互いに尋ね合ったり、早く終わった生徒が他の生徒をサポートしていたりとあちこちに協働が。
「自分だけ終わればそれでよし」でないところがドルトン生の良いところ、大好きなところです。
ホタルイカの次はニジマスを解剖するそうです。