瀧野川女子学園中学校
創造性教育「事業化実習」中間発表が取材されました!
ごきげんよう。
全学年必修で行われている瀧野川女子学園独自設置科目の「創造性教育」。
今日はその集大成とも言える「事業化実習」(高校2年生)の中間発表が行われ、その模様が東京都東部にある学習塾三校からなる「下町塾長会議」の一校、「自由塾」町屋教室・教室長吉元先生による取材を受けました。(動画公開については後日お知らせします!)
今日中間発表が行われた「事業化実習」は、クラスメイトとチームを組み出資し、模擬企業を立ち上げるところから始まります。そして自分の興味や強みを活かせる役割(社長、広報、会計、生産など)を担当し、オリジナル商品を企画・開発、製作、宣伝(例:CM作成)などを行います。模擬とはいえ会社のため、もちろん利益についても考えます。売値を設定し、あかつき祭(学園祭)で販売。そこでの売り上げを元手にハワイ諸島修学旅行(今年度は3月に予定)でのチャリティバザーに挑むため、戦略の見直しや商品の改良、再生産を重ねていきます。
今日はあかつき祭を終えた全10チームが、各社コンセプトやそれを具現化したオリジナル商品の説明、商品生産の苦労、広報戦略やあかつき祭での販売について、売上、成長率などの報告、ハワイチャリティーバザーに向けての改善点などについて発表しました。
なかには商品開発の取り組みについて、某テレビ番組をオマージュした動画を新たに制作し、発表するチームもありました。
吉元先生の取材を受けたのは、中高一貫コースと特進選抜クラスの合同チーム「萌笑(ほほえみ)」の社長と副社長。「創造性教育、事業化実習を通じてどんなところが成長したと思いますか?」と問われると、
「一人ひとり責任をもつことで、“やりとおす力”がついたと思います」
「“めげないことの大切さを知りました」
「社会に出てから経験するようなことを先取りできました」
との回答が。
創造性教育、事業化実習の取り組みを通じて「創造性」と「起業家精神」を養うことで得られるものは、変化の多いこれからの社会を生き抜くための“力”を身につけることだけではありません。様々な取り組みを通じて自分たちだけの経験をし、それを乗り越えることで得られる“自信”をもつことにもあります。生徒のみなさんにはぜひ、その力や経験、自信をもとに、高校卒業後の進路や将来について考えをつなげていってほしいと思います。