瀧野川女子学園中学校
中学課程創造性教育発表会を行いました(前編)
ごきげんよう。
今日は中高一貫コース1〜3年生の創造性教育発表会を行いました。
創造性と起業家精神を育む「創造性教育」は本校独自設置科目で、2015年から必修科目として、全学年で取り組んでいます。
前編では中高一貫コース1・2年生の発表の様子をご紹介します!
中高一貫コース1年「理想の街を創ろう」
「誰か」にとって理想の街を創る「理想の街を創ろう」で1年生が創った街は、「Safety Blue Town」。「安全で安心な街」というコンセプトのもと、警察や病院、生活設備などに重点を置いた街を創りました。
この街の主な交通手段は飛行機。普段乗らないものには躊躇する傾向があるので、慣れるためにも飛行機を身近に感じ、海外にも行きやすくします。
病院は高層の建物にすることで、病床をたくさんつくり、たくさんの患者さんを受け入れられるようにしています。
学校は小学校から大学まで一つの校舎になっているので、いろんな学年の生徒・学生が交流しやすくなっています。
川の側にある灯台には太陽光パネルが設置され、よりよい街にするために「環境に優しい街」であることも意識しました。
中高一貫コース2年生「大道芸ロボットを創ろう」
2年生では、日本機械学会主催のエンターテインメントロボットコンテスト出場を目指し、みんなを楽しませるロボットづくりに挑戦。
制作したロボットは「ふわちゃんを笑顔に!〜子守りロボットりんちゃん〜」です。
老若男女に視覚的に癒しを与える見た目で、2つのロボットの大きさに差を出すため、親子の設定にして子守りをするロボットにしました。
人を喜ばせるポイントは「見た目、音、動きがある」と考え、小さいロボットを大きいロボットが子守りをするように、走ったり歩いたり、手をバタバタさせたりして子供の元気な様子を表現しました。
サーブモーターの取り付けや丸い形にするための加工が大変でしたが、東京工業大学の学生さんと一緒に作業しながらアドバイスをもらい、改善することができました。
また、ロボットには大きい方が「りん」、小さい方が「ふわ」と名前があり、地球から離れた“ふわりん星”から来た親子という設定があります。
実際にロボットを動かしてみると、小さいロボットはグルグル高速で回ったり、手を上下にバタバタと動かし、それに寄り添うように大きいロボットが直進して走ったりして、親子であることがちゃんと伝わってきます。
とても可愛らしい動きで、見学者からは「可愛い!」と声がありました。今後は洋服を着せる予定とのことなので、さらに磨きがかかるのが楽しみです!
後編では中高一貫コース3年生の発表の様子をご紹介します!