学校からのお知らせ

日本女子大学附属中学校

中学校教員 リレーエッセイ【2月】新たな日課

2年前の2月、発表系クラブに所属する3年生にとって集大成となる3月公演の中止が全校放送終礼で生徒に伝えられました。さめざめと泣く3年生の姿は、心苦しさと共に今でも思い出されます。振り返ってみるとあの時が「Withコロナ」のスタートでした。その後は全国一斉休校、入学式の延期、オンライン授業のスタート、各種行事の中止・縮小など、転がるように学校生活の日常が奪われていきました。2年経った今も、これまでの日常は戻ってきていません。

最初のコロナ休校期間、学校からのメッセージを伝える手段の1つとして附属中学校のFacebookを開設しました。最初は、生徒に学校で準備万端にして待っているということを伝えられるよう、その後は保護者や受験生、卒業生に学校の日常を伝えるツールとして、今や欠かせないものになっています。
生徒が登校する日は毎日更新することを目標に「ネタ」探しをしていますが、普段の学校生活の中にも様々な「映え」の瞬間があることに気付かされます。時に生徒や教員から話題を提供してもらうこともあり、Facebookを通して新しいコミュニケーションが生まれているように感じます。3人の教員で投稿の作成を分担していますが、日が暮れてくると文章を考え写真を整えることが私たちの日課になっています。

2月の入試が終わってからFacebookをご覧くださる方が増えています。きっと4月からの入学が決まった方々が新たにリアクションして下さっているのだと思います。「いいね!」の数やフォロワー数の増減に一喜一憂しつつ、SNSで発信することの面白さを感じながら、更新を続けていきたいと思います。
ぜひ、トップページのリンクからFacebookページにアクセスし、ご覧頂ければ幸いです。

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