千葉明徳中学校
課題研究論文発表会-Part2-<優秀論文生徒発表>
2/26(土)の課題研究論文発表会は,13会場での「全員発表」を行った後,3名の優秀論文生徒による発表をメビウスホールで行いました。
優秀論文生徒の選出は,発表会当日の「プレゼン」だけではなく,「論文」そのものも評価の対象とした本格的選考でした。以下に,優秀論文生徒の論題を列挙します。
①「千葉明徳中学校・高等学校において校則をより良いものにするために」
②「千葉明徳中学校周辺におけるスズメバチ類の生活史」
③「BGMは集中力向上をもたらすのか」
メビウスホールを埋め尽くす生徒や,審査員である校長先生・副校長先生・教頭先生を前に,3人の優秀論文生徒はやや緊張した面持ちでしたが,発表が始まると,最高のプレゼンテーションや当意即妙な質疑応答を見せてくれました。次に,発表会を終えた優秀論文生徒の感想をご紹介します。
<①の生徒>
文献を探すところが大変だった。実際に弁護士さんに会ったり,裁判を見に行ったりなど,研究の機会が多くてとても学びが深まった。
<②の生徒>
言葉が不足してしまった部分や正確に答えられなかった質問もあったが,発表時間は満足できるような結果になり,練習のようにできたのでよかったと思う。
<③の生徒>
論文作成にあたって必要なことを学び,テーマを決める。最初は先行研究や実際に必要だと思ったデータの収集をメインで行い,7月はそれをもとに最初の実験を行った。しかし,夏~10月くらいにかけて「俺は何をすればいいんだ」というような状態になってしまい挫折(?)しかける。しかし,登校が再開すると実験を行うことができた。そこでオリジナルデータを入手することができた。そういったものを基に論文を書き,スライドを作成,そして発表,そういったような順序でこの1年半進めてきた。そのようなことから諦めないことは大事であると学んだ。
本校校舎内には,このほかにも発表をした中3生や発表会を見学した中1・中2生の学びをまとめたポートフォリオが廊下に展示されています。