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瀧野川女子学園中学校

奄美大島修学旅行3日目【中高一貫6年・高校3年】

ごきげんよう。

中高一貫6年・高校3年の奄美大島修学旅行も3日目を迎え、すでに半分の行程が終了しました。生徒たちは毎日体をおもいっきり動かし、全力で楽しんでいます。今日は「泥染体験」と「キャンドル・フォトフレーム作り」をご紹介します。

泥染体験は、大島紬村で行います。真っ白なTシャツをいただき、輪ゴムを使って、それぞれが好きな模様にTシャツを絞っていきます。どんな絵柄にしたいかで、絞り方が異なっていきます。お花柄にしたい人、ハート型にしたい人、花火のようなデザインにしたい人など、みんなが好きな模様を考え、インストラクターの職人さんにどのように絞ったらいいかを聞きがら、自分で縛っていきます。ただ、この時点ではどんな模様ができるのかが想像できません。ちょっとした縛り方の違いで模様の違いができます。

その後、テーチ木を煮出した染料で染め、それを泥田に持っていき、最後に泥の中で染めていきます。裸足で入る泥の感触は、都会に住む私たちが忘れている感覚で、自然に触れているということを思い出させてくれます。最初は泥に足をつけることに躊躇している生徒たちも、少しずつ慣れていき、最後は怖がらずに泥の中でTシャツを染めていました。

泥染をしたTシャツは、その後職人さんたちの手で最終の仕上げをしていただきました。最初にTシャツに巻きつけたゴムを取り外すと、意外な柄に喜ぶ生徒、思い通りのデザインになったと喜ぶ生徒など、誰もが大成功を収めました。

泥染後、大島紬の資料館を見学し、職人さんたちの丁寧な仕事に驚かされました。その中でも、「大島紬の織物には裏がない。どちらも表。お母様のお着物に大島紬が使われていたら、それを娘さんのためにその反対側を表にして着物を仕立て、代々伝えられていくのです。」というお話がありました。世代を超えて愛される大島紬には、そのような職人さんたちの愛情が詰まっていると感じました。

「キャンドル・フォトフレーム作り」では、自分たちで拾った貝殻やシーグラスを使い、オリジナルのキャンドルとフレームを作ります。キャンドル作りでは、貝をどれくらい入れるか、どのような配置にするかを考えると、あっという間に何時間もたっていたました。

貝殻のポジションが決まったら、色のついたゼリー状のロウを入れていき、最後に、160度に熱したロウを入れていただき完成です。個性豊かなキャンドルが並び、見ているだけでも楽しくなっていきます。今回作ったキャンドルとフォトフレームは、奄美大島でのお土産として持ち帰ることができます。長く置いておくと、少しずつ気泡のサイズが変わったり、色にも変化が洗われるそうです。インストラクターの先生からは、「1年後のキャンドルの姿を楽しみにしてくださいね」との言葉をいただきました。

明日は、トレッキングとカヌー体験の様子を報告します!

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