湘南白百合学園中学校
伝統の音楽コンクール
「声量に圧倒された」、「私たちも上級生のように歌えるようになりたい」と上級生に憧れて切磋琢磨し、憧れる存在から憧れられる存在へと歴史を繋げてきた音楽コンクール。
夏を感じさせる日差しが降り注ぐ中、第71回音楽コンクールを無事に終えることができました。プロの声楽家や作曲家の先生に審査していただく本格的な音楽コンクール。感染症対策のため、本番までの練習は工夫の連続でした。そんな練習の成果を発揮する、待ちに待った本番では、緊張した面持ちながらも、一人ひとりが自信を持ってステージに立ち、素敵な歌声を届けてくれました。
歌詞や曲調に合わせて元気いっぱいに歌ったり、しっとりと歌い上げたり、どの学年のどのクラスの演奏も聴きごたえのある素晴らしいもので、校長先生から結果が発表されると、盛大な拍手でお互いの健闘を称え、笑顔のうちに幕を閉じました。
高校3年生にとっては最後の学校行事となります。記念演奏では今までの学園生活を振り返りながら感謝を込めて、見事に「み空は語る神の栄誉」を歌い上げました。
中高全員が一堂に会することはできませんでしたが、高校生は中学生の演奏を、中学生は高校生の演奏を教室から互いに聴き合い、たくさんの刺激を受け、心を動かされたようでした。今日受け取ったバトンを次の音楽コンクールに繋げていってくれることを願っています。