瀧野川女子学園中学校
高校2年生歌舞伎鑑賞教室
ごきげんよう。
7月6日、高校2年生は永田町の国立劇場まで出かけ、歌舞伎の鑑賞をしてきました。
この日は定期試験の最終日でもあり、みんな頑張り抜いた後なので朗らかな表情で出かけていきました。
会場に入り席に着くと、まずは歌舞伎鑑賞に関する基礎知識を演者の方からレクチャーいただきました。
演技中の効果音や語りはどのような意味を持つのかや、歌舞伎における女形の説明などをしていただき、本編がしっかりと楽しめるような工夫がされていました。期待が高まりますね。
レクチャーが終わると本編の前に休憩時間を挟みます。 生徒達は各々お土産屋さんを回ったり、パネルの前で写真を撮ったりと自由に楽しんでいました。
さて、自由時間を有意義に使ったあとはいよいよ観劇です。
題目は、平安時代の武将である平維茂が主人公の「紅葉狩り」です。
内容は従者と一緒に信州の戸隠山に紅葉狩りをしに行った維茂は、美しい更科姫と出逢います。 姫の侍従や姫自身の舞に見惚れながら、お酒を楽しむ維茂いっこうですが、次第に眠りについてしまいます。 すると、彼らの元に山神がある事実を伝えに訪れ・・・、といったものでした。
生徒も教員も、演者の方々の見事な舞に魅了され、時折覗くユーモアのある場面に、笑いを誘われることもありました。 総じて非常に良い体験ができたように思います。
生徒達の今後の人生の糧となる経験になっていたらいいですね。 ちなみにこの日、7月6日はサラダ記念日でもありました。