三輪田学園中学校
【高2】外務省訪問ツアー
7月15日(金)14時に高2の10名が外務省を訪問してきました!まず、最初に記者会見室に案内していただきました。午前中には、林外務大臣の定例会見が行われたばかりだったそうです。生徒達も記者会見に臨む大臣の気持ちになって、記念撮影。
次に、国際会議室に移動して、外務省の職員の方からお話を伺いました。この時、ご紹介いただいたのが、何と、三輪田学園の卒業生の方でした。三輪田学園での中高時代と恩師の先生との思い出、大学での専攻、外務省に入省するまでの経緯、香港、ニューヨーク、パリ、ミャンマーでの海外勤務や仕事の内容についてお話ししていただきました。ひた向きな姿勢で、努力を積み重ねていらっしゃったことが現在のキャリアに結びついたのだと感じさせるお話でした。生徒達も、熱心にメモを取り、興味津々に聞き入っていました。
外務省の正門をくぐった時には、ちょっと緊張気味だった生徒達の表情も大分ほぐれ、懇談の時間には、いろいろな質問が出ました。「外交官の方は何ヵ国語習得しなければならないのですか」「文化の全く異なる国と外交を行う際にどんな苦労がありますか」「コロナ禍で外務省が対応している業務について」「ウクライナ情勢に関する対応」「学生時代にやっておくべきこと」などの質問に、興味深いエピソードを交え、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。1時間余りの訪問でしたが、卒業生の先輩からたくさんの真摯なアドバイスとメッセージをいただき、生徒達にとって、これからの進路選択や職業選択について考えるとても良い機会になったようです。
現在、卒業生の一人がクロアチア大使館に勤務しています。近い将来、三輪田生の中から、また新たに外交官が誕生するかもしれません。
外務省国内広報室の皆さま、卒業生のIさん、今回の訪問を実現していただきありがとうございました。